議会報告 / 教育・子育て
学校給食の牛乳選択制について
本会議 一般質問 令和6年09月11日
令和6年9月11日の本会議一般質問で、学校給食における牛乳提供の選択制について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
大人が食べない食べ合わせを子どもに強要するのは道理が合わない
米飯給食が9割近くに増えても牛乳は全食提供
学校給食におけるパンの比率は年々低下して、現在はほぼ9割近くが米飯の給食となっているとのことでした。
私が小学生だった頃はまずいコッペパンが主食でしたから、隔世の感があります。
しかし、パン食が減った現在でも、いまだに全食牛乳が提供されています。
乳糖不耐症とたんぱく質・カルシウムの代替可能性
日本人は西欧人と違い、牛乳を飲むとお腹がごろごろする、いわゆる乳糖不耐症の割合が多く、8割にも上ると言われており、体質的に生乳が合わない人種です。
牛乳が必要とされる理由として、たんぱく質やカルシウムが取れないからと言われますが、牛乳と同量のたんぱく質は卵1個でも取れますし、カルシウムは小魚、大豆製品、野菜、チーズ、ヨーグルトなど、ほかの乳製品でも代替可能です。
御飯中心の食事に牛乳は合わない
何より、食育の観点から、御飯を中心とした食事に牛乳は圧倒的に合いません。
皆さんが外食で御飯を注文して、牛乳が出てきたらどう思うでしょう。
大人が食べない食べ合わせを子どもに強要するのはいかにも道理が合いません。
牛乳に関する健康知識は一般常識、学校の対応は形式的
実際、こうした牛乳に関する健康上の知識は既に一般常識となっており、あえて米飯化が進んでいる現在でも給食に牛乳を必須として採用する理由はないように思われます。
また、牛乳が体質に合わない子どもであっても、アレルギーの診断書の提出が必要など、学校の対応は形式的です。
牛乳提供を選択制にできないか
脱牛乳を進めている自治体もある状況を鑑み、少なくとも子どもや親の意思で牛乳の提供を選択できる形にできないものでしょうか。
区の見解をお尋ねいたします。
区の答弁
<答弁のポイント>
文部科学省が令和3年の学校給食実施基準の改正で、給食のない日はカルシウム不足が顕著であるとの調査結果を踏まえ牛乳等の使用に配慮するよう示していると説明しました。
アレルギーや体質に合わない児童・生徒には個別対応しているものの、児童・生徒や保護者の要望のみによる牛乳提供の除外は行わないとの答弁でした。
区の答弁(教育振興部長) 牛乳提供の選択
答弁の全文を読む
次に、牛乳提供の選択についてです。
文部科学省は、令和3年の学校給食実施基準の改正に際して、給食のない日はカルシウム不足が顕著であるとの調査結果もあることから、カルシウム摂取に効果的である牛乳等についての使用に配慮することを示しています。
アレルギーや体質に合わない児童・生徒には適切に個別対応しており、現時点で児童・生徒や保護者の要望のみにより牛乳の提供を除外する考えはありません。
質疑のポイントとまとめ
- 学校給食で米飯化が進む中、乳糖不耐症の割合が8割にも上るとされる牛乳を全食提供する必要性について、子どもや親の意思で選択できる形にできないかと尋ねましたが、区は児童・生徒や保護者の要望のみによる除外は行わないとの答弁でした。
- 区は文部科学省の学校給食実施基準改正を根拠に、給食のない日のカルシウム不足を踏まえた牛乳使用への配慮を説明し、アレルギー等には個別対応しているとした一方、選択制の導入は否定されました。
⇒ 子どもや親の意思で学校給食の牛乳提供を選択できる制度にすることを求めます
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 学校給食におけるパンの比率は年々低下して、現在はほぼ9割近くが米飯の給食となっているとのことでした。 私が小学生だった頃はまずいコッペパンが主食でしたから、隔世の感があります。 し… |
| 教育振興部長 | 答弁 | 次に、牛乳提供の選択についてです。 文部科学省は、令和3年の学校給食実施基準の改正に際して、給食のない日はカルシウム不足が顕著であるとの調査結果もあることから、カルシウム摂取に効果… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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