議会報告 / 教育・子育て
ベビーシッター利用支援事業とこども誰でも通園事業について
決算特別委員会 令和7年9月29日 こども家庭費
令和7年9月29日の決算特別委員会こども家庭費の質疑で、ベビーシッター利用支援事業の執行状況や事業拡充、こども誰でも通園事業の試行実施状況について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
ベビーシッター利用支援事業の今年度の執行状況について
昨年度の実績と執行率
昨年度から開始されましたベビーシッター利用支援事業につきましては、区民からの要望や期待も多く、一時預かりを希望される親御さんたちにとって非常に有意義な事業と認識しております。
昨年度の実績額が8千万円余で、予算額から見ますと、執行率が約5割ということで、初年度ということもあって、やや伸び悩んでいるという印象です。
今年度これまでの執行状況について
ちなみに、この事業の今年度これまでの執行状況がどうか分かれば教えてください。
<答弁のポイント>
ベビーシッター利用支援事業の利用は増加傾向にあり、令和6年8月の申請件数76件に対し、本年8月は272件と3.5倍以上に増加しているとのことでした。
今年度8月申請受付分までの補助金の執行額は約3,200万円とのことでした。
区の答弁(在宅育児支援担当課長)
答弁の全文を読む
ベビーシッター利用支援事業における利用状況は、増加傾向にあります。
事業開始の翌月である令和6年8月の申請件数は76件でしたが、本年8月では272件と3.5倍以上に増加しています。
今年度8月申請受付分までの補助金の執行額は約3,200万円となってございます。
申請件数の比較(令和6年8月と本年8月)
令和6年8月
申請件数76件(答弁)
本年8月
申請件数272件(答弁)
事業拡充に伴う補正予算対応の必要性について
10月からの事業拡充内容
私も第一回定例会で質問したときに、令和6年度の期末近くで、まだ状況が進んでいなくても5割ぐらいということと、現状は5か月ぐらいでかなり実績が伸びているということで、周知されてきたと思って、安心いたしました。
区は、10月から本事業について、障害児やひとり親家庭の子ども1人当たりの利用時間や障害児の対象年齢の拡大など、テコ入れのための事業拡充を予定していることは評価したいと思います。
10月からの事業拡充に補正予算は必要か
今回の拡充に伴って、補正予算の対応などは必要ないのでしょうか。
<答弁のポイント>
今年度予算については、現時点で直ちに不足する状況ではないとのことでした。
今後の執行状況を注視し、必要に応じて対応するとの答弁でした。
区の答弁(在宅育児支援担当課長)
答弁の全文を読む
今年度予算につきましては、現時点においては直ちに不足する状況ではありません。
今後の執行状況を注視し、必要に応じて対応いたします。
こども誰でも通園事業の試行実施の実績状況について
国の制度と区の試行実施の経緯
補正は今のところ必要ないということで、引き続きニーズの把握と利用の周知に御努力いただきたいと思います。
併せて、申請のやり方が若干煩雑という声も聞こえておりますので、こういった事務手続のところも工夫していただければと思います。
本事業は、保護者の就労にかかわらず、保育施設等を利用できる制度で、これは国が令和8年度から全国で本格実施することとなっておりまして、区も、来年度の本格実施に先立ちまして、本年7月から試行実施しているとのことです。
実施施設数や利用者の実績状況について
まだ始まったばかりですけれども、実施施設の数や利用者についてどのような実績状況なのか、分かれば教えてください。
<答弁のポイント>
こども誰でも通園事業は本年7月から区独自に利用上限時間を拡大して試行実施しており、9月時点で私立認可保育園、幼稚園等計19か所で実施しているとのことでした。
8月までの延べ利用者数は231人とのことでした。
区の答弁(在宅育児支援担当課長)
答弁の全文を読む
こども誰でも通園事業は、本年7月から、区独自に利用上限時間を拡大するなど、利用者や事業者にとってより利用しやすいよう条件を整備し、本年7月から試行実施しています。
9月時点で、私立認可保育園、幼稚園等計19か所で実施しています。また、8月までの延べ利用者数は231人となっています。
こども誰でも通園事業の試行実施状況
実施施設数答弁
19か所
9月時点
延べ利用者数答弁
231人
8月まで
試行実施2か月の評価と本格実施への見通しについて
試行実施の状況を踏まえて
試行実施ということで、まだ始まって間もないということで、数字の意味や実績がどのぐらいというのは難しいと思います。
利用者の需要はかなり高いと思われますので、引き続き、状況を見ながら進めていただければと思います。
試行実施の評価と来年度本格実施への見通しについて
ちなみに、2か月ほど実施してきて、区はどのように評価されているのかお伺いしたいのと、本格実施される来年度に向けた見通しなども併せて、お聞きしたいと思います。
<答弁のポイント>
試行実施では利用時間を拡充したことで保護者の負担軽減や子どもの経験の充実につながるなどの好評を得ており、事業者にとっても区独自の上乗せ補助が助かっているとの声もあるとのことでした。
本定例会に事業認可のための条例議案を提出しており、運営基準を定める条例も今後提案予定で、本格実施に向けた準備を進めるとの答弁でした。
区の答弁(在宅育児支援担当課長)
答弁の全文を読む
試行実施においては、利用時間を拡充したことで、保護者の負担軽減や子どもの経験の充実につながるなどの好評を得ています。
また事業者にとっても、区独自の上乗せ補助も助かっているという話も聞いています。
本定例会において、事業認可のための条例議案を提出してございます。
また、事業者が遵守する運営基準を定める条例についても今後提案させていただく予定でございます。
引き続き、試行実施の検証を踏まえ、実施施設数の拡大など、本格実施に向けた準備を着実に進めていきます。
ひとり親家庭・障害児への優遇拡大は大変よい取組だが体制構築の充実を
今回の事業はかなり人気のようで、数百名の申込みに対して倍率3、4倍というお話も伺っております。
人気があると伺っております。
ただ、今回はひとり親家庭と障害児への優遇措置を拡大したわけで、大変よい取組だと思います。
体制構築が進まないといけないと思いますので、充実を図っていただきたいと思います。
質疑のポイントとまとめ
- ベビーシッター利用支援事業の今年度の執行状況を尋ねたのに対し、区は申請件数が前年8月の76件から本年8月は272件と3.5倍以上に増加し、8月申請受付分までの補助金執行額は約3,200万円とのことでした。
- 10月からの事業拡充に伴う補正予算の必要性を尋ねたのに対し、区は現時点で直ちに不足する状況ではなく、今後の執行状況を注視して必要に応じて対応するとの回答でした。
- こども誰でも通園事業の試行実施の実施施設数や利用者数を尋ねたのに対し、区は9月時点で私立認可保育園、幼稚園等計19か所で実施し、8月までの延べ利用者数は231人との答弁でした。
- 試行実施2か月の評価と来年度本格実施への見通しを尋ねたのに対し、区は保護者や事業者から好評を得ているとし、本定例会に事業認可条例議案を提出済みで本格実施に向け準備を進めるとのことでした。
⇒ 申請手続の煩雑さの改善や、ニーズの把握・事業の周知、実施体制の充実を図ることを求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 昨年度から開始されましたベビーシッター利用支援事業につきましては、区民からの要望や期待も多く、一時預かりを希望される親御さんたちにとって非常に有意義な事業と認識しております。 昨年… |
| 在宅育児支援担当課長 | 答弁 | ベビーシッター利用支援事業における利用状況は、増加傾向にあります。事業開始の翌月である令和6年8月の申請件数は76件でしたが、本年8月では272件と3.5倍以上に増加しています。 … |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 私も第一回定例会で質問したときに、令和6年度の期末近くで、まだ状況が進んでいなくても5割ぐらいということと、現状は5か月ぐらいでかなり実績が伸びているということで、周知されてきたと… |
| 在宅育児支援担当課長 | 答弁 | 今年度予算につきましては、現時点においては直ちに不足する状況ではありません。今後の執行状況を注視し、必要に応じて対応いたします。… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 補正は今のところ必要ないということで、引き続きニーズの把握と利用の周知に御努力いただきたいと思います。 併せて、申請のやり方が若干煩雑という声も聞こえておりますので、こういった事務… |
| 在宅育児支援担当課長 | 答弁 | こども誰でも通園事業は、本年7月から、区独自に利用上限時間を拡大するなど、利用者や事業者にとってより利用しやすいよう条件を整備し、本年7月から試行実施しています。 9月時点で、私立… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 試行実施ということで、まだ始まって間もないということで、数字の意味や実績がどのぐらいというのは難しいと思います。 利用者の需要はかなり高いと思われますので、引き続き、状況を見ながら… |
| 在宅育児支援担当課長 | 答弁 | 試行実施においては、利用時間を拡充したことで、保護者の負担軽減や子どもの経験の充実につながるなどの好評を得ています。 また事業者にとっても、区独自の上乗せ補助も助かっているという話… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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