議会報告 / 教育・子育て
学校給食における有機食材の活用について
本会議 一般質問 令和6年09月11日
令和6年9月11日の本会議一般質問で、議員が学校給食における有機食材の使用状況や地産地消の取組について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
有機米を使った給食の実施について
アンケート調査で分かった給食の質の高さ
学校給食については、昨年の一般質問や予算・決算特別委員会でも度々意見を述べさせていただいております。
先日、参政党所属の全国の地方議員をメンバーとした学校給食の質の向上に取り組むプロジェクトを立ち上げました。
これに伴い、練馬区においても学校給食におけるアンケート調査を実施させていただきました。
担当課には御回答の御協力をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
さて、アンケートの結果ですが、区では小麦以外はほぼ国産食材を使用、調味料は極力無添加のものを採用し、出汁も全て自前で取り、米飯が8割と給食の質には非常に配慮されていて、高く評価いたします。
食料自給率改善のための米食推進の必要性
最近の輸入食材の高騰や米不足のニュースなどもあり、38%程度と極端に低い日本の食料自給率を改善するためにも、備蓄が可能な米食の推進をさらに進めていく必要があります。
練馬区の学校給食は地産地消の取組で区内野菜を4日に1回程度使用されており、大変すばらしいと感じました。
有機食材の使用は0.8%にとどまる
しかしながら、有機食材の使用については0.8%とごく僅かでした。
費用の面で難しいことは理解しますが、農水省の方針にもあるように、今後有機食材の需要も高まってくるものと予想されます。
世田谷区の有機米給食の事例
そこで、例えば区内で生産されていないお米に関して、年間数日でもよいので県外から有機米を仕入れて給食に提供する仕組みができないかと考えています。
県外から有機米を仕入れて給食に提供する仕組みについて
実際、世田谷区などでは、年間数日ですが、有機米を使用した給食を実施しており、同様の対応は実現可能な範囲と思われますが、区として検討することはできないかお伺いいたします。
有機食材・国産食材をめぐる数値
有機食材の使用割合質問
0.8%
米飯の割合質問
8割
日本の食料自給率質問
38%
全国の有機栽培耕作地面積割合(令和4年時点)答弁
0.7%
区の答弁
<答弁のポイント>
有機栽培作物は栽培に労力やコストを要し、耕作地面積も令和4年時点で全国の0.7%にとどまるため、学校給食の需要に恒常的に対応することは困難とのことでした。
当面は区内生産物使用の拡充を優先し、国の有機農業推進の動向を注視しながら活用の可能性を研究するとのことでした。
区の答弁(教育振興部長)
答弁の全文を読む
私から、学校給食についてお答えします。まず、有機食材の使用についてです。
有機栽培作物は栽培に労力やコストを要することなどから、耕作地面積も令和4年時点で全国の耕作地の0.7%となっており、学校給食の需要に恒常的に対応することは困難です。
当面は、区内生産物使用の拡充を優先して進めてまいります。
国は、有機農業の推進に向けて技術開発を進めるとしており、その動向を注視しながら有機栽培作物の活用の可能性を研究してまいります。
質疑のポイントとまとめ
- 議員は練馬区の学校給食における国産食材や米飯の使用状況を高く評価した一方、有機食材の使用が0.8%にとどまる点を挙げ、世田谷区の事例を参考に県外から有機米を仕入れる仕組みができないか尋ねました。
- 区は、有機栽培作物は栽培コストがかかり全国の耕作地の0.7%にとどまることから恒常的な対応は困難とし、当面は区内生産物の使用拡充を優先するとの答弁でした。
⇒ 県外の有機米を年間数日でも給食に取り入れる仕組みの検討を求めます
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 学校給食については、昨年の一般質問や予算・決算特別委員会でも度々意見を述べさせていただいております。 先日、参政党所属の全国の地方議員をメンバーとした学校給食の質の向上に取り組むプ… |
| 教育振興部長 | 答弁 | 私から、学校給食についてお答えします。 まず、有機食材の使用についてです。 有機栽培作物は栽培に労力やコストを要することなどから、耕作地面積も令和4年時点で全国の耕作地の0.7%と… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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