議会報告 / 教育・子育て
乳幼児一時預かり事業の手続簡素化について
本会議 一般質問 令和6年09月11日
令和6年9月11日の本会議一般質問で、区議が乳幼児一時預かり事業の手続の電子化や利用支援策、ベビーシッター利用支援事業の申請簡素化と周知について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
利用登録手続の電子化について
好評だが予約が取りにくい一時預かり事業
現在、区では5か所のぴよぴよで乳幼児一時預かり事業を実施しておりますが、利用者からも好評です。
しかし、予約が取れない等、需要はかなりあり、今後の事業の拡充も望まれるところです。
面談・登録手続が煩雑
利用に当たっては、事前の親子面談や事前登録があり、手続が非常に煩雑です。
現在、面談に当たり、架電による申込みと紙での利用登録申請書や事業利用票などの提出が求められます。
申請書の電子化と非課税世帯以外への対応について
利用時の予約についてはネット予約が可能ですが、申請書の提出等も可能な範囲で電子化すべきと考えますが、区の見解をお尋ねいたします。
また、乳幼児一時預かり事業については保育無償化の対象となっていますが、要件としてゼロ歳から満2歳までの子どものうち住民税非課税世帯の子どもとなっておりますが、区として住民税非課税世帯以外の一般世帯への対応として何か検討しているものがあれば教えてください。
この項の最後に、ベビーシッター利用支援事業についてお尋ねします。
ベビーシッター利用支援事業の申請簡素化と周知について
好意的な声がある一方で申請プロセスが煩雑
令和6年7月よりベビーシッター利用支援事業が開始され、区民からも好意的な声が多く、区の取組を評価いたします。
しかしながら、事業者への事前申出が必要、電子申請にマイナンバーカードやパスワード、専用アプリが必要など、申請から交付までのプロセスが煩雑です。
また、制度の周知が徹底していないため、利用者への対象事業者の案内や対象事業者から補助金利用促進への勧奨がされているかなど、課題が多いと考えます。
また、既存のファミリーサポートでは子育てスタート応援券が使用できますが、ベビーシッター支援事業では使用できないなどの違いがあります。
登録から補助金交付までの省力化とDX推進、制度周知、子育て支援策の在り方について
こうした登録から補助金交付までの流れを省力化する検討はされているでしょうか。
また、マイナンバーカードを保有していなくても、登録から補助金申請までをスマホで完結できるDXの推進も考慮した仕組みにできないでしょうか。
制度の周知についての方針についてお聞かせください。
今後は、練馬区の子育て助成事業の整理と助成手段の効率化や一元化、デジタル化を進めていく必要があると思いますが、区の見解をお聞かせください。
また、今後の子育て支援の在り方について、改めて区長の考えをお伺いします。
ベビーシッター利用支援事業の申請状況
オンライン申請の割合答弁
7割
全体に占める割合
区の答弁
<答弁のポイント>
令和2年度からインターネット予約システムを導入し、1か所の登録で5か所全ての利用ができるよう手続を簡素化しているとの説明でした。
事前面談は安全確保のため必須としつつ、面談予約のオンライン化等を今後検討するとのことでした。
無償化の対象は子ども・子育て支援法の規定に基づくもので、引き続き法の規定に基づき実施するとの答弁でした。
本年7月から利用料の一部を補助する事業を開始し、オンライン申請では本人確認にマイナンバーカードの公的個人認証を利用しており、オンライン申請は全体の7割に上っているとの説明でした。
区ホームページやSNS等で補助対象事業者や申請方法の周知に努めるとのことでした。
あわせて子育て応援アプリの運用を開始し、子育てスタート応援券についても利用できるサービスを順次拡充してきたとの答弁でした。
区の答弁(こども家庭部長) 乳幼児一時預かり事業
答弁の全文を読む
次に、乳幼児一時預かり事業についてです。
令和2年度からインターネット予約システムを導入し、空き情報をリアルタイムで把握でき、いつでも予約できるようにしました。
1か所で登録すれば、5か所全ての乳幼児一時預かりが利用できるよう、手続の簡素化を図っています。
利用に当たっては、安全にお子さんを預かるため事前面談を必須としています。
今後、面談予約のオンライン化等に向けて検討してまいります。
一時預かり事業などの無償化は、子ども・子育て支援法の規定に基づき、3歳から5歳までの全ての子ども及び保育に欠けるゼロ歳から2歳までの住民税非課税世帯の子どもが対象です。
引き続き、法の規定に基づき実施してまいります。
区の答弁(こども家庭部長) ベビーシッター利用支援事業
答弁の全文を読む
次に、ベビーシッター利用支援事業についてです。
本年7月から未就学児の保護者が自宅等でベビーシッターを利用した際に利用料の一部を補助する事業を開始しました。
補助金の申請は、郵送申請のほか、オンライン申請を可能とし、その際は、本人確認や改ざん防止のため、マイナンバーカードの公的個人認証を利用する仕組みとしています。
オンラインでの申請は全体の7割に上っており、利便性が向上していると考えています。
引き続き、区ホームページ、SNS等を活用しながら、補助対象事業者や申請方法の周知に努めてまいります。
区は、今年度から子育てサービスの知る・探す・申し込むがスマートフォン等から、いつでもどこでも簡単にできる子育て応援アプリの運用を開始しています。
興味、関心があることを登録すると情報がプッシュ通知で配信されるほか、子育て施設の検索、練馬こどもカフェ等の講座の申込みができるようになりました。
子育てスタート応援券についても、利用者のニーズを踏まえ、民設子育てのひろばや保育園での一時預かり事業に応援券が利用できるようにするなど、順次サービスを拡充してまいりました。
引き続き、利用者の利便性の向上に努めてまいります。
質疑のポイントとまとめ
- 乳幼児一時預かり事業の申請書等の電子化を求めたのに対し、区は面談予約のオンライン化等を今後検討するとの回答でした。
- 非課税世帯以外の一般世帯への対応を尋ねましたが、区は法の規定に基づき現行制度を継続するとの答弁でした。
- ベビーシッター利用支援事業の登録から補助金交付までの省力化とマイナンバーカード不要でのDX化を求めたのに対し、区はオンライン申請の割合が7割に上っているとの説明でした。
- 制度の周知方針を尋ねたのに対し、区はホームページやSNS等での周知に努めるとのことでした。
- 子育て助成事業の効率化・一元化・デジタル化や今後の子育て支援の在り方について区長の考えを尋ねましたが、こども家庭部長からアプリ運用開始や応援券の利用拡充についての説明にとどまりました。
⇒ 乳幼児一時預かり事業の申請書等の可能な範囲での電子化、ベビーシッター利用支援事業の登録から補助金交付までの省力化とマイナンバーカード不要のDX推進、制度周知の徹底を求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 現在、区では5か所のぴよぴよで乳幼児一時預かり事業を実施しておりますが、利用者からも好評です。 しかし、予約が取れない等、需要はかなりあり、今後の事業の拡充も望まれるところです。 … |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 令和6年7月よりベビーシッター利用支援事業が開始され、区民からも好意的な声が多く、区の取組を評価いたします。 しかしながら、事業者への事前申出が必要、電子申請にマイナンバーカードや… |
| こども家庭部長 | 答弁 | 次に、乳幼児一時預かり事業についてです。 令和2年度からインターネット予約システムを導入し、空き情報をリアルタイムで把握でき、いつでも予約できるようにしました。1か所で登録すれば、… |
| こども家庭部長 | 答弁 | 次に、ベビーシッター利用支援事業についてです。 本年7月から未就学児の保護者が自宅等でベビーシッターを利用した際に利用料の一部を補助する事業を開始しました。補助金の申請は、郵送申請… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
会議録の原文は練馬区議会 会議録検索システムでご覧いただけます(上記の会議名と開催日でお探しください)。