議会報告 / 医療・福祉
後期高齢者医療・国民健康保険の決算状況について
区民生活委員会 令和7年12月4日
令和7年12月4日の区民生活委員会で、後期高齢者医療及び国民健康保険の令和6年度決算に関する報告について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
不納欠損額が113%増となった要因について
不納欠損額113%増の要因について
直前に見ているだけなので、せっかくなので中身のところでお聞きしたいです。
17ページの不納欠損額は、要するに、滞納している分が回収できないということで、経理処理上、落とすという処理だと思います。
これが113%増となっておりまして、激増しています。この辺の要因について教えていただけますか。
<答弁のポイント>
少額の滞納者は職員が滞納整理に取り組んでいるが、額の多い方は経済状況が厳しく、回収に至らなかったことが令和6年度実績として表れているとの説明でした。
後期高齢者医療は年金からの徴収を基本としており、収納率自体は低くないとのことでした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
確かに、これを見ますと6年度増になってございます。
この辺りは毎年度、少額の方は滞納整理というところで職員が一丸となって頑張っていますが、額が多い方は経済状況が厳しく、お返しいただくには至らなかったというところで、今回、令和6年度の実績として挙がってございます。
しかしながら、その下のイの収納率の推移を見ていただきたいのですが、後期高齢者医療におきましては、特徴として、年金からの徴収を基本にやっておりますので、収納率としては決して低くない。
職員一同、頑張ってございますので、引き続き、こういった不納につながらないように、私どもとしてはきちんとお支払いいただけるよう取り組んでいきたいと思ってございます。
不納欠損のルールについて
後期高齢者医療は収納率が高いというのは認識しています。
98%とか100%近くが出ているので、額としてはそれほどでもないというのがあります。
額が大きい方は経済状況もあるのかと思います。
不納欠損処理のルールについて
ちなみに、不納欠損のルールというのは、例えば、4年、5年たった分を、そこから減価償却のような感じで落としていく感じでしょうか。
<答弁のポイント>
不納欠損には死亡や生活保護への移行など様々な理由があり、全件までは把握していないとの説明でした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
不納欠損でございますが、様々なものがございます。
人によっては、死亡等の理由とか、あとは生活保護に移られるということもございますので、全件までは把握してございません。
様々な理由があると認識してございます。
医療費総額の入院・歯科の伸びについて
医療費の内訳と増加傾向
全体から見ると額はそうでもないのですけれども、これだけ増えているという要因が数字上に出ているので、例えば特定の高額の方がたまたま増えたのか、何なのかというのが今の答弁だと分からなかったので、引き続き調査をお願いできればと思います。
ついでに、27、28ページ辺りの医療費関係のところです。
入院・歯科の医療費増加傾向の分析について
27ページに医療費の総額と、入院、外来、医科、歯科、調剤別の数字が出ているかと思います。
例えば、入院と歯科が4.6%、4.5%ぐらい増えているところで、例えば昨年の対前年度比と比べた傾向などを分析されていれば教えてください。
<答弁のポイント>
後期高齢者医療は国保と違い毎年被保険者が増えていることが大きな要因であり、経年でのパーセントまでは算出していないとの説明でした。
国民健康保険以上に後期高齢者の医療費増加率は年々増えているとの認識が示されました。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
まず、後期高齢者医療の被保険者の状況でございます。
こちらのしおりの中にもございますように、まず、国保と違って毎年被保険者が増えているところが、ひとつ大きい要因としてございます。
そして、これまでの経年では、パーセントまでは出しておりませんが、27ページで御指摘いただきましたところを見ていただきますと、基本的に毎年増加してございます。
この辺りは、その年による増加理由は、まだ私でも分析してございませんが、基本的には、国民健康保険以上に後期高齢者の被保険者は、医療費の増加率が年々増えているという認識を持ってございます。
医療費総額における入院・歯科の増加率
入院の増加率質問
4.6%
対前年度比
歯科の増加率質問
4.5%
対前年度比
国民健康保険の決算がまとまる時期について
1人当たり医療費の分析について
28ページに1人当たり医療費があります。
当然、被保険者数の伸びは除いて考えないといけないので、1人当たり医療費が実質的な医療費の伸びとなります。
要するに、入院、外来、歯科、調剤別に、先ほどの医療費の総額ベースと別に1人当たり医療費の伸びの構成が出ていれば分かりやすいと思いまして、分析されているのかと思ったのですが、そこまでではないということで分かりました。
国民健康保険の決算取りまとめ時期について
別の話ですけれども、今回、後期高齢者医療は令和6年度分がまとまりましたけれども、国民健康保険はいつ頃にまとまるのでしょうか。
<答弁のポイント>
「ねりまの国保」6年度実績は、例年どおり決算議会の当初にあたる9月の当初委員会で既に配付済みであるとの説明でした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
こちらにつきましては、「ねりまの国保」6年度実績は、9月の当初委員会で皆様にお配りしてございます。
これは例年、その時期の決算議会の当初にということで既にお配りしておりますので、後ほど御確認いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
医療費・収納の分析を今後も進めていきたい
失礼いたしました。
国民健康保険の分をきちんと見ていなかったので、見ておきます。
医療費・収納の内訳分析について
医療費も収納もそうですけれども、相対として増えている部分と、個別に細かい内訳を見ていかないといけないところがあるので、そこは分析していきたいと思います。
質疑のポイントとまとめ
- 不納欠損額が113%増となった要因を尋ねたのに対し、区は額の多い滞納者は経済状況が厳しく回収に至らなかったことが要因との説明でした。
- 不納欠損処理のルールについて尋ねたのに対し、区は死亡や生活保護移行など様々な理由があり全件は把握していないとのことでした。
- 入院・歯科の医療費増加傾向の分析を尋ねたのに対し、区は被保険者数の増加が大きな要因であり、経年のパーセント分析までは行っていないとの説明でした。
- 国民健康保険の決算がまとまる時期を尋ねたのに対し、区は例年どおり9月の当初委員会で既に配付済みとの答弁でした。
- 医療費・収納の内訳を今後も分析していきたいとの発言があり、これに対応する区の答弁は議事録上確認できませんでした。
⇒ 不納欠損の増加要因や医療費の伸びについて、引き続き分析を進めることを求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 直前に見ているだけなので、せっかくなので中身のところでお聞きしたいです。 17ページの不納欠損額は、要するに、滞納している分が回収できないということで、経理処理上、落とすという処理… |
| 国保年金課長 | 答弁 | 確かに、これを見ますと6年度増になってございます。 この辺りは毎年度、少額の方は滞納整理というところで職員が一丸となって頑張っていますが、額が多い方は経済状況が厳しく、お返しいただ… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 後期高齢者医療は収納率が高いというのは認識しています。98%とか100%近くが出ているので、額としてはそれほどでもないというのがあります。額が大きい方は経済状況もあるのかと思います… |
| 国保年金課長 | 答弁 | 不納欠損でございますが、様々なものがございます。 人によっては、死亡等の理由とか、あとは生活保護に移られるということもございますので、全件までは把握してございません。様々な理由があ… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 全体から見ると額はそうでもないのですけれども、これだけ増えているという要因が数字上に出ているので、例えば特定の高額の方がたまたま増えたのか、何なのかというのが今の答弁だと分からなか… |
| 国保年金課長 | 答弁 | まず、後期高齢者医療の被保険者の状況でございます。 こちらのしおりの中にもございますように、まず、国保と違って毎年被保険者が増えているところが、ひとつ大きい要因としてございます。 … |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 28ページに1人当たり医療費があります。 当然、被保険者数の伸びは除いて考えないといけないので、1人当たり医療費が実質的な医療費の伸びとなります。 要するに、入院、外来、歯科、調剤… |
| 国保年金課長 | 答弁 | こちらにつきましては、「ねりまの国保」6年度実績は、9月の当初委員会で皆様にお配りしてございます。 これは例年、その時期の決算議会の当初にということで既にお配りしておりますので、後… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 失礼いたしました。 国民健康保険の分をきちんと見ていなかったので、見ておきます。 医療費も収納もそうですけれども、相対として増えている部分と、個別に細かい内訳を見ていかないといけな… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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