議会報告 / 医療・福祉
後期高齢者の資格確認書送付について
区民生活委員会 令和8年5月26日
令和8年5月26日の区民生活委員会で、後期高齢者への資格確認書送付に関する年齢区分の経緯や運用方法について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
85歳以上と以下で区切った経緯について
年齢による区切りの経緯について
何点かあるのですけれども、年齢で85歳以上と以下で区切ったというのは、何か経緯がわかれば教えていただければと思います。
<答弁のポイント>
国の考え方として、高齢者はマイナ保険証などのDXに不得手な面があることと、マイナ保険証の利用促進を図りたいという2つの考え方に基づいて線を引いたとのことです。
なぜ85歳という数字なのかについては言及がないとのことでした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
あくまでも国の考え方ですが、国としては2つの考え方に基づいてこのような線を引いたと聞いてございます。
1つには、やはり高齢者になりますとこういったマイナ保険証、いわゆるDXに対して、なかなか不得手であるというところが1点。
もう1点は、やはりマイナ保険証の利用促進を図りたい。
その2つの考え方に立って、この線を引いたということで、なぜ85というところについての説明は言及されておりません。
以上でございます。
資格確認書の交付要件について
84歳以下の資格確認書送付の区分
一応、高齢者の方に配慮するために年齢を区切ったのかなというふうに理解しています。
マイナ保険証利用者への資格確認書交付要件について
資料の中で、84歳以下の方でマイナ保険証を普段使ってる人と使ってない人という区切りがありまして、マイナ保険証を使っている方については、基本的には資格確認書を送らないということで、この中の説明でマイナ保険証での受診が難しくなった場合はという書き方あります。
これは、何かしらの理由を言ってもらうのでしょうか。
それとも、マイナ保険証を使ってはいるけれども、今までどおり資格確認書は別途欲しいと希望があった方には交付するのでしょうか。
<答弁のポイント>
国からはまだ明快な回答が得られておらず、広域連合を通じて国に照会をかけている最中とのことです。
確実なのは申請によって交付するという点のみで、交付要件についての回答はまだ得られていないとのことでした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
そのあたり、まさに私どもも気になるところで、広域連合を通じて国に照会をかけている最中です。
ただ、国からはまだ明快な回答が得られていません。
確実なのは、申請によって交付してくださいという1点だけですが、残念ながら今交付要件の回答をいただけていない。
そのような状況でございます。
対象人数について
多分、申請してきた方には交付するという形になりそうだなと思っています。
資格確認書送付の対象人数について
事前にこの通知をお送りするということで、結構問い合わせが来そうな感じがしていますが、対象になるのは何世帯、何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
<答弁のポイント>
練馬区の後期高齢者の被保険者は約92,000人とのことでした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
今、練馬区の後期高齢者の被保険者は約92,000人でございます。
後期高齢者被保険者数
練馬区の後期高齢者被保険者数答弁
92,000人
問い合わせ対応の人員配置について
問い合わせ対応の体制について
10万人近く発送するので、短期的に結構問い合わせが来ると思うのですけれども、特にこれに向けて、問い合わせ対応のような感じで、人を別にアサインする予定はあるのでしょうか。
特にそれはないのでしょうか。
<答弁のポイント>
後期高齢者医療制度の保険者は広域連合であり、一義的には広域連合がコールセンターを設置しているとのことです。
チラシ送付時には問い合わせ先として広域連合のコールセンターを掲載してもらうと聞いているとのことでした。
区の答弁(国保年金課長)
答弁の全文を読む
まず、この後期高齢者医療制度は、御存じのように、保険者が広域連合ということでございますので、一義的には広域連合でコールセンターというものを設置しております。
チラシを送付する際には、問い合わせ先も広域連合のコールセンターを掲載していただく、そのように聞いてございます。
以上でございます。
マイナ保険証と資格確認書の二重運用は難しい
国の勧奨と現場の運用の実情
広域連合で別途コールセンター作るということで、練馬区に来ることはないかもしれませんが、可能性はあるので、そのあたりも、できればアナウンスをしっかりわかるようにしていただければと思います。
結局、国はマイナ保険証の勧奨をしたい一方で、高齢者の方々には実質今資格確認書を送っていて、それとの二重運用のようにっているのが結構難しいかなと思います。
区民の方々からは、別にもう使っていいよという方もいらっしゃると聞いていますので、混乱がないように、うまいことやっていただければと思います。
私からは以上になります。
質疑のポイントとまとめ
- 年齢を85歳以上と以下で区切った経緯を尋ねたのに対し、区は国の考え方として高齢者のDX不得手な面とマイナ保険証利用促進の2点を挙げ、なぜ85歳なのかへの言及はないとのことでした。
- マイナ保険証利用者への資格確認書交付要件を尋ねたのに対し、区は国に照会中であり、申請による交付という点以外は明快な回答が得られていないとの答弁でした。
- 資格確認書送付の対象人数を尋ねたのに対し、区は練馬区の後期高齢者被保険者数が約92,000人であるとの回答でした。
- 問い合わせ対応の人員配置を尋ねたのに対し、区は広域連合がコールセンターを設置し、チラシに問い合わせ先を掲載するとのことでした。
- マイナ保険証と資格確認書の二重運用の難しさを指摘し、混乱がないよう運用を求めましたが、この点への具体的な答弁は示されませんでした。
⇒ 広域連合のコールセンターについて区民に分かりやすくアナウンスすること、マイナ保険証と資格確認書の運用について区民に混乱が生じないようにすること
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 何点かあるのですけれども、年齢で85歳以上と以下で区切ったというのは、何か経緯がわかれば教えていただければと思います。… |
| 国保年金課長 | 答弁 | あくまでも国の考え方ですが、国としては2つの考え方に基づいてこのような線を引いたと聞いてございます。 1つには、やはり高齢者になりますとこういったマイナ保険証、いわゆるDXに対して… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 一応、高齢者の方に配慮するために年齢を区切ったのかなというふうに理解しています。 資料の中で、84歳以下の方でマイナ保険証を普段使ってる人と使ってない人という区切りがありまして、マ… |
| 国保年金課長 | 答弁 | そのあたり、まさに私どもも気になるところで、広域連合を通じて国に照会をかけている最中です。ただ、国からはまだ明快な回答が得られていません。 確実なのは、申請によって交付してください… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 多分、申請してきた方には交付するという形になりそうだなと思っています。 事前にこの通知をお送りするということで、結構問い合わせが来そうな感じがしていますが、対象になるのは何世帯、何… |
| 国保年金課長 | 答弁 | 今、練馬区の後期高齢者の被保険者は約92,000人でございます。… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 10万人近く発送するので、短期的に結構問い合わせが来ると思うのですけれども、特にこれに向けて、問い合わせ対応のような感じで、人を別にアサインする予定はあるのでしょうか。特にそれはな… |
| 国保年金課長 | 答弁 | まず、この後期高齢者医療制度は、御存じのように、保険者が広域連合ということでございますので、一義的には広域連合でコールセンターというものを設置しております。チラシを送付する際には、… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 広域連合で別途コールセンター作るということで、練馬区に来ることはないかもしれませんが、可能性はあるので、そのあたりも、できればアナウンスをしっかりわかるようにしていただければと思い… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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