議会報告 / まちづくり・交通

まちづくり・交通 新たな交通手段と放射35号線沿道整備について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2024年9月30日

新たな交通手段と放射35号線沿道整備について

決算特別委員会 令和6年9月30日 都市整備費・土木費・公共駐車場会計

令和6年9月30日の決算特別委員会で、都市整備費・土木費に関連して、グリーンスローモビリティやデマンドタクシーの実証実験、放射35号線・36号線の沿道整備について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

グリーンスローモビリティ実証実験の詳細について

光が丘駅周辺での実証実験の実施

新都市ライフホールディングスと国際興業バスの共同プロジェクトで、昨年4月に続き、今年5月に光が丘駅周辺でグリーンスローモビリティの実証実験が行われました。

区も関係機関の調整等で協力したと伺っております。

光が丘駅周辺での実証実験の内容について

今回のグリーンスローモビリティの実証実験について、詳細を教えてください。

<答弁のポイント>

グリーンスローモビリティは時速20キロ未満で公道を走る電動車で、高齢者等の新たな移動手段として期待されているとのことです。

昨年4月は夏の雲公園、本年5月は光が丘駅から練馬光が丘病院までの区間で試乗会が実施され、昨年は5日間で90便運行し255名、本年は2日間で18便運行し74名の乗車があったとのことです。

利用者からは通院や買い物での利用希望の声が寄せられたとのことでした。

区の答弁(交通企画課長)

答弁の全文を読む

グリーンスローモビリティは時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車でございまして、高齢者等の新たな移動手段として期待してございます。

実証実験につきましては、昨年4月に区立夏の雲公園で、本年5月に光が丘駅から練馬光が丘病院までの区間で、民間事業者によるグリーンスローモビリティの試乗会が実施されました。

実施に当たりまして、公園内における通行者の安全確保、公道における安全な通行などの課題があったことから、区は交通管理者などとの協議を支援いたしました。

7人乗り電動カートを使用いたしまして、昨年は5日間で90便運行して255名。

本年は2日間で18便運行して74名の乗車がございました。

利用者からは、通院や買い物、暮らしの用事等で利用したいなどの声が寄せられたと聞いてございます。

グリーンスローモビリティ実証実験の運行実績

昨年4月の運行便数答弁

90便

5日間

昨年4月の乗車人数答弁

255

本年5月の運行便数答弁

18便

2日間

本年5月の乗車人数答弁

74

南大泉地区でのデマンドタクシー実証実験の概要について

デマンドタクシー実証実験の概要について

利用者からの声などの結果も、主催者から共有していただいて、今後の参考にしていただきたいと思います。

続きまして、デマンドタクシーです。先ほど他会派からも御質問がありましたけれども、改めてお伺いいたします。

今年度は南大泉地区でデマンドタクシー実証実験が行われるとのことですけれども、概要について、改めて簡単に教えていただけますか。

<答弁のポイント>

運転士不足により路線バスやみどりバスの減便が生じており、デマンド交通など新たな交通手段の導入やAI自動運転技術の活用を進める必要があるとのことです。

令和8年度を目途に地域公共交通計画を策定するのに先立ち、今年度は南大泉地域で12月から3月のうち3か月間、デマンドタクシーの実証実験を実施するとのことでした。

区の答弁(交通企画課長)

答弁の全文を読む

運転士不足などにより、路線バスの一部やみどりバスの減便が生じてございます。

練馬区に合った誰もが移動しやすい交通を構築するためには、バスの在り方を見直すとともに、デマンド交通などの新たな交通手段の導入や、AI自動運転技術の活用などを進めていく必要がございます。

バスや新たな交通手段など、2040年代の交通の在り方や実現に向けて取り組むべき施策を検討し、令和8年度を目途に地域公共交通計画を策定することとしております。

これに先立ちまして、今年度、南大泉地域におきまして、デマンドタクシーの実証実験を12月から3月のうち3か月間実施いたしまして、新たな交通手段の実効性を検証いたします。

実証実験の結果を踏まえまして、実装に向けた今後の取組を検討してまいりたいと考えてございます。

地域公共交通計画策定までの流れ

運転士不足による路線バス・みどりバスの減便
南大泉地域でデマンドタクシー実証実験(今年度12月〜3月のうち3か月間)
実証実験結果を踏まえた実装に向けた検討
令和8年度を目途に地域公共交通計画を策定

放射35号線沿道の歩道整備の進捗について

平和台トンネル開通と工期延伸

平和台駅では、先般、環状八号線と放射35号線の平和台トンネルが開通いたしまして、現在、放射35号線南側の街路工事が、若干、工事の遅れなどもありまして、地下通路の整備と併せて全体の工期も令和13年末までに延伸されております。

現在、平和台駅周辺の35号線沿道の下水管や電線共同溝の工事などを行っている段階で、沿道の整備、歩道の整備の進捗が進んでいないように見えますけれども、地元の方々の期待は大きいと思っております。

沿道整備のイメージと今後の希望

平和台から氷川台までの放射35号線沿道整備について

今回のデマンドタクシーの実証実験は大変有意義だと思いますので、期待しております。

また、利用料金をあまり安価に設定してしまうと、事業者にとっての委託コストなどがネックになってしまうこともありますので、採算性の確保なども課題になると思います。

一方、グリーンスローモビリティに関しては、時速20キロ以下で、運転が容易なカート型車両ということもあって、他の自治体においては、無償で地域ボランティアが主体で運営しているところもあると聞いております。

従来の発想に縛られずに、自助・共助の考え方で、地域ボランティアの活用なども視野に入れて取り組んでいただきたいと要望いたしまして、次の質問に移ります。

平和台から氷川台までの放射35号線沿道整備は、東京都の資料などで、沿道整備のイメージの絵が出ておりますけれども、具体的な仕様などはまだこれからということです。

ぜひ、まちのにぎわいづくりに資するような、きれいな歩道整備を希望いたします。区の見解をお聞かせください。

<答弁のポイント>

東京都により放射35号線及び36号線の整備が進められており、北町五丁目内の歩道はインターロッキングブロック舗装と街路樹の整備が既に完了しているとのことです。

今後整備する放射36号線の歩道についても、早宮・北町区間と同様にインターロッキングブロック舗装とすることを東京都から聞いているとのことでした。

区の答弁(東部地域まちづくり課長)

答弁の全文を読む

現在、東京都により放射35号線及び36号線の整備が進められています。

そのうち北町五丁目内の歩道は、既にインターロッキングブロック舗装の整備が完了しており、併せて街路樹も植樹されています。

今後整備する放射36号線の歩道については、東京都から、放射35号線の早宮・北町区間と同様に、インターロッキングブロック舗装とすることと聞いています。

引き続き、事業者である東京都に放射36号線の早期整備を要望してまいります。

放射35号線と放射36号線の歩道整備状況の比較

放射35号線(北町五丁目内)

インターロッキングブロック舗装が既に完了

街路樹も植樹済み

放射36号線(今後整備)

早宮・北町区間と同様にインターロッキングブロック舗装とする予定

区は東京都に早期整備を要望

美しいまち並みの創出には沿道・歩道整備が欠かせない

産業経済費でも私から質問させていただいたのですが、沿道の整備とか、歩道の整備など、美しい、あるいはおしゃれなまち並みの創出には、こういった整備も欠かせないと考えております。

商業施設や店舗の誘致などにも影響してくると思いますので、しっかり対応していただきたいと思います。

質疑のポイントとまとめ

  • 光が丘駅周辺でのグリーンスローモビリティ実証実験の詳細を尋ねたのに対し、区は昨年5日間で255名、本年2日間で74名の乗車があったとの答弁でした。
  • 南大泉地区で行われるデマンドタクシー実証実験の概要を尋ねたのに対し、区は今年度12月から3月のうち3か月間実施し、令和8年度を目途に地域公共交通計画を策定するとのことでした。
  • 放射35号線沿道のきれいな歩道整備を希望する見解を尋ねたのに対し、区は放射36号線についても早宮・北町区間と同様のインターロッキングブロック舗装とする予定と東京都から聞いているとの回答でした。

⇒ グリーンスローモビリティの地域ボランティア活用、放射36号線の早期整備とにぎわいづくりに資する歩道整備を求めます。

出典・議事録を見る

決算特別委員会 令和6年9月30日 都市整備費・土木費・公共駐車場会計

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 新都市ライフホールディングスと国際興業バスの共同プロジェクトで、昨年4月に続き、今年5月に光が丘駅周辺でグリーンスローモビリティの実証実験が行われました。区も関係機関の調整等で協力…
交通企画課長 答弁 グリーンスローモビリティは時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車でございまして、高齢者等の新たな移動手段として期待してございます。 実証実験につきましては、昨年4月に区立夏…
ももかわ一郎 委員 質問 利用者からの声などの結果も、主催者から共有していただいて、今後の参考にしていただきたいと思います。 続きまして、デマンドタクシーです。先ほど他会派からも御質問がありましたけれども、…
交通企画課長 答弁 運転士不足などにより、路線バスの一部やみどりバスの減便が生じてございます。練馬区に合った誰もが移動しやすい交通を構築するためには、バスの在り方を見直すとともに、デマンド交通などの新…
ももかわ一郎 委員 質問 今回のデマンドタクシーの実証実験は大変有意義だと思いますので、期待しております。 また、利用料金をあまり安価に設定してしまうと、事業者にとっての委託コストなどがネックになってしまう…
東部地域まちづくり課長 答弁 現在、東京都により放射35号線及び36号線の整備が進められています。 そのうち北町五丁目内の歩道は、既にインターロッキングブロック舗装の整備が完了しており、併せて街路樹も植樹されて…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

会議録の原文は練馬区議会 会議録検索システムでご覧いただけます(上記の会議名と開催日でお探しください)。