議会報告 / まちづくり・交通

まちづくり・交通 立体交差事業の高架下利用と事業候補区間について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2026年8月21日

立体交差事業の高架下利用と事業候補区間について

交通対策等特別委員会 令和8年8月21日

令和8年8月21日の交通対策等特別委員会で、立体交差事業に関する資料をもとに、高架下利用の状況と事業候補区間の進め方について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

高架下の無償利用部分15%の使用状況について

高架下利用の有償・無償区分について

まず、2ページ目の高架下利用に関する有償部分、無償部分という表があります。

区が無償で使える部分は15%あるという説明です。

西武池袋線に関しては高架下が結構進んでいる区間になると思います。

区が無償で使える15%と西武鉄道が持つ有償部分の空き状況について

立体交差事業に関する資料について何点か。

実際に区が無償で使っている部分は、15%をほぼ使い切っているのか教えていただきたい

あと、有償区間は当然、西武鉄道が持っていると思います。

今、高架化になっているところはまだ空きがあるのか、場合によっては区が有償で使う余地があるのか、分かれば教えてください。

<答弁のポイント>

高架下の無償利用部分は、自転車駐車場、図書館受取窓口、観光案内所などでほぼ15%を使い切っている状況とのことです。

残りの85%についても西武鉄道に確認したところ、商店を含め民間活用がほぼ使い切られているとの答弁でした。

区の答弁(交通企画課長)

答弁の全文を読む

高架下利用の状況と認識しました。

資料1の2ページに高架下の記載がございます。そこに練馬高野台駅から大泉学園駅間の利用状況なども書いてございます。

現在は、自転車駐車場、図書館受取窓口、観光案内所を含めて、ほぼ15%を使っている状況になってございます

残りの85%を西武鉄道に確認したところ、こちらも商店を含めて、いろいろと民間の活用をされてほぼ使い切っている状況でございます

高架下利用における無償部分と有償部分の使用状況

区の無償利用部分(15%)

自転車駐車場、図書館受取窓口、観光案内所などでほぼ使い切り(答弁)

西武鉄道の有償部分(85%)

商店等の民間活用でほぼ使い切り(答弁)

事業候補区間へ移行するきっかけについて

高架下利用は他会派からも指摘

西武鉄道側がいろいろなところに貸し出しているのは見受けられております。

その辺りは、他会派の方もたびたび高架下の利用に関してお話が出ております。

事業化の流れと対象区間の現状

西武新宿線の立体交差化、あと、西武池袋線の例えば椎名町駅~桜台駅間などはまだこれからということもあります。

その辺は高架下の利用もありますので、ぜひ、進めていただければと思っております。

同じ資料の6ページ目に、事業化の流れの説明があったかと思います。

練馬区の場合は、赤字で書いてある西武池袋線の椎名町駅~桜台駅間、それから大泉学園駅~保谷駅間が対象区間に残っています。

西武池袋線の椎名町駅~桜台駅間、大泉学園駅~保谷駅間が事業候補区間になるきっかけについて

西武新宿線は事業が始まっている区間になっているけれども、西武池袋線の上の二つが、下の東武伊勢崎線などの事業候補区間に落ちていくタイミングは、何をきっかけとして事業候補になっていくと考えればいいのでしょうか

<答弁のポイント>

事業候補区間への移行は、東京都の踏切対策基本方針に基づき、施工者が東京都であること、交差する道路の整備計画の具体化、駅周辺まちづくりの検討熟度などが進むことが例示されているとの説明でした。

区は熟度の状況や鉄道事業者の事業状況を踏まえ、東京都と連携しながら事業候補区間を目指していくとのことです。

区の答弁(交通企画課長)

答弁の全文を読む

先ほどの資料は、東京都の踏切対策基本方針を抜粋なので、こちらに全て載せてはいません。

この方針の中に、どのようになったら次のステップに進んでいくかといった視点が書いてございます。

最初に、現段階の検討対象区間のステップは、立体化の実現に向けて必要でございます。

それには、施工者が東京都であること、さらには交差する道路の整備計画の具体化、あと、駅周辺のまちづくりの検討熟度などが進んでいくことが例示として示されてございます。

そういった状況を踏まえまして、区としても、まずは熟度が上がっていくところ、あとは、当然、鉄道事業者の状況もございます。

現在事業中の西武新宿線は、区内の区間以外にも西武鉄道はいろいろと連立事業を進めてございます。

そういった事業状況を見極めながら、しっかり東京都とも連携して働きかけながら、まず、事業候補区間を目指していくところになってございます。

事業候補区間への移行に向けたステップ

現段階の検討対象区間
道路整備計画の具体化・まちづくりの検討熟度が進む
鉄道事業者の事業状況を見極め、東京都と連携
事業候補区間へ移行

道路計画が進まなくても柔軟に事業候補区間を進めるべき

近隣の道路の整備やまちづくりがきっかけになってというお話がありました。

私の住んでいるエリアは東側なので、西武池袋線は、桜台まではほぼ高架化になっていています。

残りの、東側の江古田駅付近の3か所か4か所ぐらいの踏切を早く進めていければとは思っています。

一方で、例えばお隣の桜台駅の高架下は、特に道路計画が進んだり、まちづくりが……ハツ的に変わってというわけではないけれども、練馬駅からの流れで整備が進んでいることもあります。

その辺は、例えば補助172号線の計画が進まないと絶対できないということでもないような気がします。

なるべく柔軟に事業候補区間を進めていける形がいいのではないかと意見を申し上げて終わります。

質疑のポイントとまとめ

  • 高架下の無償利用部分15%の使用状況を尋ねたのに対し、区は自転車駐車場や図書館受取窓口などでほぼ使い切っており、残り85%の有償部分も西武鉄道への確認で民間活用がほぼ使い切られているとの回答でした。
  • 西武池袋線の椎名町駅~桜台駅間などが事業候補区間に移行するきっかけを尋ねたのに対し、区は東京都の踏切対策基本方針にある道路整備計画の具体化やまちづくりの検討熟度、鉄道事業者の状況を踏まえて東京都と連携しながら進めるとの答弁でした。

⇒ 西武池袋線の椎名町駅~桜台駅間、大泉学園駅~保谷駅間について、道路計画の進捗にかかわらず柔軟に事業候補区間として進めていくことを求めます。

出典・議事録を見る

交通対策等特別委員会 令和8年8月21日

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 立体交差事業に関する資料について何点か。 まず、2ページ目の高架下利用に関する有償部分、無償部分という表があります。区が無償で使える部分は15%あるという説明です。 西武池袋線に関…
交通企画課長 答弁 高架下利用の状況と認識しました。 資料1の2ページに高架下の記載がございます。そこに練馬高野台駅から大泉学園駅間の利用状況なども書いてございます。 現在は、自転車駐車場、図書館受取…
ももかわ一郎 委員 質問 西武鉄道側がいろいろなところに貸し出しているのは見受けられております。その辺りは、他会派の方もたびたび高架下の利用に関してお話が出ております。 西武新宿線の立体交差化、あと、西武池…
交通企画課長 答弁 先ほどの資料は、東京都の踏切対策基本方針を抜粋なので、こちらに全て載せてはいません。 この方針の中に、どのようになったら次のステップに進んでいくかといった視点が書いてございます。 …

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

会議録は後日公開されます。公開後、この会議の会議録へのリンクを掲載いたします。