議会報告 / 教育・子育て

教育・子育て 学童クラブの委託経費と親権相談への対応について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2023年9月29日

学童クラブの委託経費と親権相談への対応について

決算特別委員会 令和5年9月29日 こども家庭費

令和5年9月29日の決算特別委員会(こども家庭費)で、学童クラブの委託経費や職員配置、待機児童数、子ども家庭支援センターにおける親権相談への対応について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

学童クラブの委託経費の内訳について

他会派の質問と重複するかもしれませんけれども、申し訳ございません。

委託先事業者数と1施設あたりの委託料について

まず最初に、学童クラブに関する委託経費ということで業務委託料が計上されております。

委託先の事業者は幾つあるのかというところと、それから、モデルケース、平均ということで結構なのですけれども、1施設に関して委託料がどのぐらいかかっているのか、それから、人件費等があると思いますが、内訳なども教えていただければと思います。

<答弁のポイント>

委託先事業者は26団体で、90人規模のねりっこクラブを例にとると業務委託料は平均約5千万円、そのうち約8割の4千万円が人件費とのことでした。

人件費以外にはおやつ代(賄い費)、教材費、衛生費、法人事務費などがあるとの説明でした。

区の答弁(子育て支援課長)

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まず、学童クラブの委託先の事業者の数は26の団体でございます。

それから、代表的なところということで、学童クラブの場合には90人規模のねりっこクラブが一番多いので、そこを例に挙げますと、業務委託料は平均いたしまして大体5千万円

そのうち4千万円ですから約8割が人件費という形で委託をしてございます。

人件費外では、おやつ代に当たる賄い費、それから、児童用の教材費、衛生費、法人事務費などがございます。

学童クラブ(90人規模モデル)の委託経費

委託先事業者数答弁

26団体

業務委託料(平均)答弁

5000万円

うち人件費答弁

4000万円

職員配置基準と待機児童数について

スタッフの配置基準と待機児童数について

それから、学童クラブのスタッフ、職員の配置基準などを教えていただければと思います。

あと、直近の待機児童数ですとか、申請者分の待機児童数、待機率を教えていただければと思います。

<答弁のポイント>

90人規模のねりっこ学童クラブの場合、国基準の有資格者4名に加え、区独自に補助員2名を加配し、障害者がいる場合はさらに2名につき1名を加配しているとのことでした。

待機児童数は本年4月1日現在で299名、待機率は入会希望者の4.3%とのことでした。

区の答弁(子育て支援課長)

答弁の全文を読む

先ほどのモデルケース、ねりっこの学童クラブの90人規模の場合になりますけれども、国の基準では有資格者を4名となりますけれども、区は独自に加配をしておりまして、補助員を2名、そのほかに、障害者がいる場合には2名につき1名の加配という職員配置にしております。

それから、待機児童の数ですけれども、先ほど他会派の委員から御質問がありましたけれども、本年4月1日現在で299名、待機率といたしましては、入会を希望された方の中での4.3%に当たります。

学童クラブの職員配置と待機児童の状況

国基準の有資格者答弁

4

区独自加配の補助員答弁

2

待機児童数答弁

299

待機率答弁

4.3

子ども家庭支援センターへの相談件数について

学童クラブの人員不足とボランティア活用について

昨今、学童クラブへのニーズも増加しているということで、多いところで100人規模の大きなところもあると聞いております。

指導員の負担も増加しているかと考えられます。

一方、子ども1人につき、目がなかなか行き届かないという声も聞かれております。

委託事業者でも人員不足という傾向があるとお伺いしております。

現在、練馬区では、事業者の人員以外でも、地域の学校応援団などの有償ボランティアの活用なども進められているとお聞きしております。

ぜひ、引き続き、委託事業者への人員配置の働きかけと合わせまして、こうした地元住民が参加できるような施策を進めていっていただきたいと希望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

こちらも他会派から御質問があって重複するかと思いますが、御容赦いただければと思います。

相談件数と親権に関する相談件数について

ども家庭支援センターの相談件数並びに、その中で、先ほどもお話ありました親権に関する相談件数などが分かれば教えていただければと思います。

<答弁のポイント>

区子ども家庭支援センターと地域の子ども家庭支援センター5か所を合わせ、令和4年度は1万798件の相談を受けたとのことでした。

このうち親権に関する相談は年に数件程度とのことでした。

区の答弁(子ども家庭支援センター所長)

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センターでは、子どもや保護者からのあらゆる相談に応じ、相談内容によっては児童相談所などの専門機関を紹介するなどの対応を行っています。

昨年度、子どもと家庭の総合相談として、区子ども家庭支援センターのほか、地域の子ども家庭支援センター5か所での相談実績を合わせまして、令和4年度は1万798件の相談をお受けしてございます

この1万798件の中で、親権に関する相談は年に数件程度と認識してございます

子ども家庭支援センターの相談実績(令和4年度)

相談件数合計答弁

1798

うち親権に関する相談答弁

数件

親権に関する相談への対応について

数件ということで、直接親権ということで受けているのは、取り方が難しいとは思われます。

親権相談を受けた際の子ども家庭支援センターの対応について

それで、親権に関する相談を受けた場合、子ども家庭支援センターはどのような対応をされているのかお聞かせいただければと思います。

<答弁のポイント>

親権に関する相談は家庭裁判所での審判となることを伝え、法テラス等を紹介するとともに弁護士につながる支援を行っているとのことでした。

児童福祉に精通した弁護士を活用し、個別の事案について子どもの人権に配慮した助言を受けながら対応しているとのことでした。

区の答弁(子ども家庭支援センター所長)

答弁の全文を読む

親権に関する相談は、家庭裁判所での審判となることを伝えまして、法テラス等を御紹介するとともに、弁護士の方につながるような支援を行ってございます。

また、子ども家庭支援センターでは、児童福祉に精通した弁護士を活用してございまして、個別の事案につきましても、子どもの人権に配慮した助言等を頂いております

親権に関する内容につきましても適宜御相談し、子ども家庭支援センターとして対応しているところでございます。

親権を起因とした相談への弁護士活用サポートの継続を要望

先ほど他会派の方からのお話もありましたけれども、日本は、御存じのように単独親権制度を採用しておりまして、離婚の際などは一般的には母親が親権を取得する場合が大半でございます。

離婚原因は家庭によっていろいろとありますけれども、別居中ですとか、あるいは離婚後に片親、例えば父親が面会交流の機会を与えられずに子どもに会えないといった事例も多々あると聞いております。

共同親権につきましては法律の改正等が必要になりますので難しい問題でありますけれども、引き続き、こうした親権を起因とした相談について、子ども家庭支援センターでも、弁護士などを活用したサポートをお願いしたいと思っております。

質疑のポイントとまとめ

  • 学童クラブの委託経費について、委託先事業者数と1施設あたりの委託料の内訳を尋ねたのに対し、区は委託先26団体、90人規模のモデルケースで委託料平均5千万円、うち約8割が人件費とのことでした。
  • 学童クラブの職員配置基準と待機児童数を尋ねたのに対し、区は国基準の有資格者4名に区独自の補助員2名を加配していること、待機児童数は本年4月1日現在299名、待機率4.3%との回答でした。
  • 子ども家庭支援センターの相談件数と親権に関する相談件数を尋ねたのに対し、区は令和4年度の相談件数は1万798件、うち親権に関する相談は年に数件程度との答弁でした。
  • 親権に関する相談を受けた際の対応を尋ねたのに対し、区は家庭裁判所での審判となることを伝え法テラスや弁護士につなぐ支援を行っており、児童福祉に精通した弁護士を活用しているとのことでした。

⇒ 学童クラブの委託事業者への人員配置の働きかけと、地域住民が参加できる施策の推進、子ども家庭支援センターにおける親権を起因とした相談への弁護士等を活用したサポートの継続をお願いします。

出典・議事録を見る

決算特別委員会 令和5年9月29日 こども家庭費

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 他会派の質問と重複するかもしれませんけれども、申し訳ございません。 まず最初に、学童クラブに関する委託経費ということで業務委託料が計上されております。委託先の事業者は幾つあるのかと…
子育て支援課長 答弁 まず、学童クラブの委託先の事業者の数は26の団体でございます。 それから、代表的なところということで、学童クラブの場合には90人規模のねりっこクラブが一番多いので、そこを例に挙げま…
ももかわ一郎 委員 質問 それから、学童クラブのスタッフ、職員の配置基準などを教えていただければと思います。 あと、直近の待機児童数ですとか、申請者分の待機児童数、待機率を教えていただければと思います。…
子育て支援課長 答弁 先ほどのモデルケース、ねりっこの学童クラブの90人規模の場合になりますけれども、国の基準では有資格者を4名となりますけれども、区は独自に加配をしておりまして、補助員を2名、そのほか…
ももかわ一郎 委員 質問 昨今、学童クラブへのニーズも増加しているということで、多いところで100人規模の大きなところもあると聞いております。指導員の負担も増加しているかと考えられます。 一方、子ども1人に…
子ども家庭支援センター所長 答弁 センターでは、子どもや保護者からのあらゆる相談に応じ、相談内容によっては児童相談所などの専門機関を紹介するなどの対応を行っています。 昨年度、子どもと家庭の総合相談として、区子ども…
ももかわ一郎 委員 質問 数件ということで、直接親権ということで受けているのは、取り方が難しいとは思われます。 それで、親権に関する相談を受けた場合、子ども家庭支援センターはどのような対応をされているのかお…
子ども家庭支援センター所長 答弁 親権に関する相談は、家庭裁判所での審判となることを伝えまして、法テラス等を御紹介するとともに、弁護士の方につながるような支援を行ってございます。 また、子ども家庭支援センターでは、…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

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