議会報告 / まちづくり・交通

まちづくり・交通 放射第36号線の整備とエイトライナー構想について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2024年2月29日

放射第36号線の整備とエイトライナー構想について

予算特別委員会 令和6年2月29日 都市整備費・土木費

令和6年2月29日の予算特別委員会都市整備費・土木費審議で、区議が放射第36号線の整備状況と氷川台駅周辺のまちづくり、およびエイトライナー構想の進捗について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

放射第36号線の整備状況について

平和台トンネル開通と地元の期待

先ほど、他会派からも御質問がありましたけれども、放射第35号線整備に伴いまして、平和台トンネルが開通いたしまして、地元の期待が高まっているところです。

放射第36号線の現在の進捗状況について

放射第35号線と、併せて放射第36号線についても今後整備が進められていく予定でありますけれども、放射第36号線について、現在の進捗状況などを教えていただけますでしょうか

<答弁のポイント>

東京都は板橋区小茂根四丁目から練馬区早宮二丁目までの延長1,970メートルの区間で放射第35号線及び放射第36号線の道路整備事業を進めており、用地取得率は約81%とのことでした。

石神井川の橋梁工事は今月仮設が完了し、今後橋梁舗装工事を行う予定とのことでした。

区の答弁(東部地域まちづくり課長)

答弁の全文を読む

東京都は、板橋区小茂根四丁目から練馬区早宮二丁目までの延長1,970メートルの区間におきまして、放射第35号線及び放射第36号線として道路整備事業を進めております。

当該区間の用地買収につきましては、昨年度末の時点で用地取得率が約81%となっております

工事につきましては、令和2年12月から石神井川に新設する橋梁工事を行っております。今月に仮設が完了しました

今後、橋梁舗装工事を行う予定となっております。

また、用地買収が完了したところから順次配水管等の設置工事を行う予定と聞いております。

放射第35・36号線整備の状況

整備区間の延長答弁

1,970メートル

用地取得率答弁

81

氷川台駅周辺の地区計画について

氷川台駅周辺のまちづくり計画

氷川台駅周辺に関しましては、放射第36号線の沿道周辺地区まちづくり計画で、多様なニーズや新たなライフスタイルに対応するため、中高層の商業サービス施設等の立地を目指すとのことです。

現在、地下鉄を上がった正面の、正久保通りの対面のところも道路が拡幅されて、町並みが結構がらっと変わると思っております。

氷川台駅周辺の計画について

氷川台駅周辺の計画について御説明いただけますか

<答弁のポイント>

区は放射第36号線の整備に合わせ、氷川台駅周辺地区約28.3ヘクタールで令和5年3月から町会、商店会、公募委員などからなる地区計画検討会を設置し、地区計画素案の作成に向けて検討しているとのことでした。

検討会では駅前のにぎわいの創出や駅へのアクセス向上などについて意見交換を進めているとのことでした。

区の答弁(東部地域まちづくり課長)

答弁の全文を読む

区では、放射第36号線の整備に合わせて沿道のまちづくりに取り組んでおります。

氷川台駅周辺地区におきまして、約28.3ヘクタールでございますが、令和5年3月から町会、商店会、公募委員など、地域の方々からなります地区計画検討会を設置し、地区計画素案の作成に向けて検討しております。

検討会の中では、氷川台駅前のにぎわいの創出、駅へのアクセス向上などについての意見交換、検討を進めてございます。

氷川台駅周辺地区計画の概要

地区計画検討区域答弁

28.3ヘクタール

エイトライナー構想の進捗状況について

南北往来の不便さへの要望

放射第35号線が開通した平和台駅周辺ですけれども、40メートル道路が拡幅されたということで、南北の往来が不便になっているという声があります。

放射第36号線の氷川台駅周辺も同様の事象が発生すると思いますので、エレベーターの設置ですとか、地下通路の整備など、利便性に考慮して計画していただきますことを要望して、次の質問に移らせていただきます。

エイトライナーの構想内容

エイトライナーは、環状八号線を動線とした鉄道計画でありまして、北区赤羽から東武練馬、平和台、練馬春日町、高松、練馬高野台を通りまして、杉並区、世田谷区、大田区、そして羽田空港までをつなげる一大構想です。

練馬区においても南北方向への交通の利便性が高まり、多くの路線と乗り入れることで沿道地域へのアクセスが大幅に改善されることが期待できます。

エイトライナーは環状七号線を動線としたメトロセブンとともに、諮問機関である交通政策審議会の第198号答申において、鉄道ネットワークの充実に関するプロジェクトの一つとして位置づけられています。

エイトライナー構想の現在の進捗状況について

現在、整備促進経費として計上されています調査・研究を実施しているとのことですが、エイトライナー構想の現在の進捗状況などについて教えてください

<答弁のポイント>

交通政策審議会の答申では事業性や事業費の課題から、鉄道よりコスト面で優位な中量軌道の導入を検討する必要性が示されているとのことでした。

関係区で組織する促進協議会において、モノレールなどの高架系とLRTなどの地上系それぞれの特徴や導入コストを調査してきているとのことでした。

区の答弁(交通企画課長)

答弁の全文を読む

交通政策審議会の答申では、事業性や事業費についての課題がございまして、鉄道に比べてコスト面で優位な中量軌道の導入について検討する必要性が示されてございます

中量軌道とは、モノレールやLRTなど、輸送量が鉄道と路面電車との中間にある輸送手法でございます。

関係区で組織する促進協議会において、中量軌道について調査・研究を行っているところでございます。

これまで、モノレールのような高架系とLRTなどの地上系それぞれについて特徴や導入コストなどを調査してきているところでございます。

エイトライナー構想の今後の見通しについて

コストに関する課題

コストの観点が課題と推測しております。

エイトライナー構想の今後の見通しについて

昨今の物価の高騰ですとか、人件費の高騰で、今後の人口動態なども踏まえた試算はなかなか難しいと思うのですけれども、エイトライナー構想の今後の見通しについて教えていただけますか

<答弁のポイント>

促進協議会では社会情勢の変化を踏まえ、過年度実施した各輸送方式の調査結果について精査し、需要予測や収支採算を試算するなど、引き続き調査・研究を実施することとしているとのことでした。

区の答弁(交通企画課長)

答弁の全文を読む

今後の進め方ですが、促進協議会においては、社会情勢の変化を踏まえ、過年度実施した各輸送方式の調査結果について精査し、需要予測や収支採算を試算するなど、引き続き、調査・研究を実施することとしてございます

経済効果の高いエイトライナー構想の検討継続を要望

練馬区の鉄道計画に関しましては、大江戸線の延伸計画が最優先で進められていることは承知しておりますけれども、昨今の景気回復傾向も踏まえて、都内の鉄道網の推進機運も高まってきております。

複数路線の乗入れや新駅開設など、経済効果がかなり高い鉄道計画ではありますので、ぜひ、引き続き検討を進めていただきたいと思って、私からの質問は終わります。

質疑のポイントとまとめ

  • 放射第36号線の進捗状況を尋ねたのに対し、区は用地取得率が約81%で、石神井川の橋梁工事は今月仮設が完了したとのことでした。
  • 氷川台駅周辺の地区計画について尋ねたのに対し、区は約28.3ヘクタールの区域で地区計画検討会を設置し、駅前のにぎわい創出などを検討しているとの回答でした。
  • エイトライナー構想の進捗状況を尋ねたのに対し、区は中量軌道の導入検討の必要性が示され、促進協議会で高架系・地上系それぞれの特徴やコストを調査しているとの答弁でした。
  • エイトライナー構想の今後の見通しを尋ねたのに対し、区は促進協議会で需要予測や収支採算を試算するなど調査・研究を継続するとのことでした。

⇒ 氷川台駅周辺のまちづくりにおいて、エレベーターの設置や地下通路の整備など利便性に考慮した計画を求めるとともに、エイトライナー構想の検討を引き続き進めることを求めます。

出典・議事録を見る

予算特別委員会 令和6年2月29日 都市整備費・土木費

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 先ほど、他会派からも御質問がありましたけれども、放射第35号線整備に伴いまして、平和台トンネルが開通いたしまして、地元の期待が高まっているところです。 放射第35号線と、併せて放射…
東部地域まちづくり課長 答弁 東京都は、板橋区小茂根四丁目から練馬区早宮二丁目までの延長1,970メートルの区間におきまして、放射第35号線及び放射第36号線として道路整備事業を進めております。 当該区間の用地…
ももかわ一郎 委員 質問 氷川台駅周辺に関しましては、放射第36号線の沿道周辺地区まちづくり計画で、多様なニーズや新たなライフスタイルに対応するため、中高層の商業サービス施設等の立地を目指すとのことです。現…
東部地域まちづくり課長 答弁 区では、放射第36号線の整備に合わせて沿道のまちづくりに取り組んでおります。氷川台駅周辺地区におきまして、約28.3ヘクタールでございますが、令和5年3月から町会、商店会、公募委員…
ももかわ一郎 委員 質問 放射第35号線が開通した平和台駅周辺ですけれども、40メートル道路が拡幅されたということで、南北の往来が不便になっているという声があります。放射第36号線の氷川台駅周辺も同様の事象…
交通企画課長 答弁 交通政策審議会の答申では、事業性や事業費についての課題がございまして、鉄道に比べてコスト面で優位な中量軌道の導入について検討する必要性が示されてございます。 中量軌道とは、モノレー…
ももかわ一郎 委員 質問 コストの観点が課題と推測しております。 昨今の物価の高騰ですとか、人件費の高騰で、今後の人口動態なども踏まえた試算はなかなか難しいと思うのですけれども、エイトライナー構想の今後の見…
交通企画課長 答弁 今後の進め方ですが、促進協議会においては、社会情勢の変化を踏まえ、過年度実施した各輸送方式の調査結果について精査し、需要予測や収支採算を試算するなど、引き続き、調査・研究を実施する…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

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