議会報告 / 医療・福祉
新型コロナワクチン死亡一時金の予算計上について
予算特別委員会 令和6年2月28日 2月28日保健福祉費・介護保険会計
令和6年2月28日の予算特別委員会保健福祉費・介護保険会計審議で、新型コロナワクチン接種後の健康被害救済制度における死亡一時金の予算計上と、区の健康被害調査委員会の体制について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
死亡一時金の予算未計上について
コロナワクチンの健康被害拡大
新型コロナワクチンについては、mRNAという30年も商品化に成功していなかった技術を採用した遺伝子製剤を、政治的判断のもと、世界中で一斉に超短期間で緊急特例承認し、ワクチンとして接種を奨励したものの、結果として感染予防効果がなく、接種後の重篤な副反応が世界中で続出しておりまして、日本でも健康被害が拡大しております。
全国の死亡認定件数の見込み
全国の直近の救済制度の現状を見ますと、認定数が6,088件、うち死亡認定件数が453件、申請済未審査分614件を合わせますと1千件以上の死亡認定となる見込みです。
練馬区の申請状況と支給見込み額
練馬区の直近の救済制度の申請状況をヒアリングしたところ、接種後亡くなった5人の方が、現在、死亡一時金を申請済み、申請中であるとのことです。
全国の認定率が8割超であることから、今後少なくとも4名から5名の方の死亡認定、1人当たり4,500万円の死亡一時金掛ける人数分で2億円前後の支給金額が発生する見込みです。
国の補正予算による大幅増額
政府も、救済制度における死亡一時金の支給額の激増を考慮しまして、令和5年度の給付額の予算を当初予算の3億6千万円から補正予算で397億7千万円まで100倍程度大幅に増額しています。
死亡一時金を予算に計上しなかった理由と支給遅延の可能性について
令和6年度当初予算では、今回の5人のコロナワクチン接種後の死亡一時金申請の方々の経費を考慮した予算編成が現在されておりませんけれども、予算に計上しなかった理由を教えてください。
また、死亡認定がされた場合、予算補正が必要となって被害者遺族への支給が遅れることはないのでしょうか。
<答弁のポイント>
予防接種にかかる障害年金等給付金として約899万円を計上し、うち約200万円が新型コロナワクチン給付分で、既に認定された4件分の見積額とのことでした。
死亡一時金は認定事例がないため令和6年度予算には計上していないが、認定された場合は補正予算等で速やかに支給するとの答弁でした。
区の答弁(地域医療課長)
答弁の全文を読む
このたび、様々な予防接種にかかる障害年金等給付金として約899万円を計上しております。
うち約200万円が新型コロナウイルスワクチンの給付分でございます。
この積算根拠は、既に健康被害が認定され、令和6年度に給付する4件の見積額でございます。
死亡一時金につきましては認定となった事例がないため、令和6年度の当初予算には計上してございません。
今後、死亡一時金が認定された場合は、補正予算等の対応も含めまして、速やかに支給をしてまいりたいと考えておるところでございます。
コロナワクチン死亡一時金にかかる数値
全国の認定件数質問
6,088件
全国の死亡認定件数質問
453件
申請済未審査分質問
614件
練馬区の死亡一時金申請中質問
5人
死亡一時金質問
4,500万円
1人当たり
支給金額見込み質問
2億円
令和5年度当初予算質問
3億6千万円
令和5年度補正予算質問
397億7千万円
令和6年度予防接種給付金予算答弁
899万円
うち新型コロナワクチン給付分答弁
200万円
既に認定された4件分
過去45年で死亡認定151件に対し今回は3年で千件以上見込みとなる異常な状況について
死亡一時金申請者の書類は調査委員会で審査
今般、死亡一時金を申請した5人の方の書類審査やカルテ情報などは、事前に調査委員会に上がっていると伺っております。
過去の健康被害救済制度との比較
過去の健康被害救済制度は、45年間で10億回の接種があったうち死亡認定は全国で151件。
しかし、今回の新型コロナワクチンは、3年間で4回の接種で、死亡認定が1千件以上発生する見込みであります。
調査委員会で申請件数の異常な多さについて言及や問題提起はなかったのかについて
支給処理に遅滞がないよう強く要望いたします。
練馬区におきましても、過去45年間で死亡事例は1件も申請がないと伺っておりますが、この調査委員会での先生方に関しては、この点に関する言及とか問題提起などはなかったのでしょうか。
<答弁のポイント>
健康被害調査委員会は、救済制度の申請がなされた事例について医学的見地から疾病の状況や診療内容を調査するものとのことでした。
委員会は個々の案件について調査するものであり、申請件数等について特段の意見はいただいていないとのことでした。
区の答弁(地域医療課長)
答弁の全文を読む
健康被害の調査委員会は、予防接種による健康被害、また、その疑いが発生し、救済制度の申請がなされた事例について、医学的な見地から疾病の状況や診療内容についての調査、資料収集を行ってございます。
委員会は、申請を受けた個々の案件について調査するものでございます。
時々の申請件数等についての特段の御意見はいただいてございません。
過去の健康被害救済制度と新型コロナワクチンの死亡認定件数の比較
過去の救済制度(45年間・10億回接種)
死亡認定151件(全国)
練馬区は45年間で死亡事例の申請は1件もなし
新型コロナワクチン(3年間・4回接種)
死亡認定が1千件以上発生する見込み(全国)
調査委員会の専門家構成について
調査委員に薬害や薬剤計画の専門家がいるかについて
ちなみに、調査委員の中には、薬害ですとか薬剤計画の専門家の先生はいらっしゃるのでしょうか。
<答弁のポイント>
令和5年度の調査委員会の委員は、予防接種を専門とする医師が1名、区医師会から2名、練馬区保健所長の計4名で構成しているとのことでした。
区の答弁(地域医療課長)
答弁の全文を読む
令和5年度に開催しました調査委員会の委員は、予防接種を専門とする医師が1名入ってございます。
その他、区医師会から2名、練馬区保健所長の計4名で構成しているものでございます。
調査委員会の構成人数
予防接種専門医師答弁
1名
区医師会委員答弁
2名
練馬区保健所長答弁
1名
委員合計答弁
4名
史上最大の薬害が進行中であるとの認識のもと、きめ細やかな対応を求める
先ほどからのこちらからの御意見の中でもありましたように、現在の新型コロナワクチンによりまして、史上最大の薬害が進行中であります。
法定受託事務としてワクチン接種事業を実施した地方自治体としても、事後処理に政治的センスが問われる重要な危機管理フェーズに入ったと認識すべきと思っております。
練馬区民の生命と安全を守るのが我々の責務でありますので、現下の状況を踏まえ、救済制度のさらなる周知と被害者へのきめ細やかな対応を強く要望して、私からの質問を終わります。
質疑のポイントとまとめ
- 令和6年度予算に新型コロナワクチン死亡一時金を計上しなかった理由と、認定後の支給遅延の可能性を尋ねたのに対し、区は死亡一時金は認定事例がないため未計上であり、認定された場合は補正予算等で速やかに支給するとの回答でした。
- 過去45年間で151件だった死亡認定に対し、新型コロナワクチンでは3年間で千件以上の死亡認定が見込まれる異常な状況について調査委員会で問題提起がなかったか尋ねたのに対し、区は委員会は個々の案件を調査するものであり申請件数等について特段の意見はないとの答弁でした。
- 調査委員に薬害や薬剤計画の専門家がいるか尋ねたのに対し、区は予防接種専門医師1名、区医師会2名、保健所長の計4名で構成しているとのことでした。
⇒ 救済制度のさらなる周知と被害者へのきめ細やかな対応を求めます。また、死亡一時金の支給処理に遅滞がないよう要望します。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 新型コロナワクチンについては、mRNAという30年も商品化に成功していなかった技術を採用した遺伝子製剤を、政治的判断のもと、世界中で一斉に超短期間で緊急特例承認し、ワクチンとして接… |
| 地域医療課長 | 答弁 | このたび、様々な予防接種にかかる障害年金等給付金として約899万円を計上しております。うち約200万円が新型コロナウイルスワクチンの給付分でございます。この積算根拠は、既に健康被害… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 支給処理に遅滞がないよう強く要望いたします。 今般、死亡一時金を申請した5人の方の書類審査やカルテ情報などは、事前に調査委員会に上がっていると伺っております。 過去の健康被害救済制… |
| 地域医療課長 | 答弁 | 健康被害の調査委員会は、予防接種による健康被害、また、その疑いが発生し、救済制度の申請がなされた事例について、医学的な見地から疾病の状況や診療内容についての調査、資料収集を行ってご… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | ちなみに、調査委員の中には、薬害ですとか薬剤計画の専門家の先生はいらっしゃるのでしょうか。… |
| 地域医療課長 | 答弁 | 令和5年度に開催しました調査委員会の委員は、予防接種を専門とする医師が1名入ってございます。その他、区医師会から2名、練馬区保健所長の計4名で構成しているものでございます。… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
会議録の原文は練馬区議会 会議録検索システムでご覧いただけます(上記の会議名と開催日でお探しください)。