議会報告 / 医療・福祉

医療・福祉 国保保険料の都内統一化と地域施設のトレーニング機器について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2024年2月26日

国保保険料の都内統一化と地域施設のトレーニング機器について

予算特別委員会 令和6年2月26日 区民費・地域文化費等

令和6年2月26日の予算特別委員会(区民費・地域文化費等)で、国民健康保険料の都内統一化の影響や、地区区民館・区民センターのトレーニング機器の設置状況について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

国保の1人当たり給付費・保険料額について

1人当たり給付費の増大が続く国保財政

国保につきましては、被保険者数が年齢構成の変化により減少しており、見かけの総額給付費は減少していますが、1人当たり給付費は増大しており、歯止めがかかっていない状況です。

直近の国保の1人当たり給付費・保険料額・所得比を問う

直近の国保の1人当たり給付費、それから1人当たり保険料額、それから、所得に占める保険料額の割合について教えてください。

<答弁のポイント>

令和4年度の国保1人当たり給付費は30万6,272円、保険料額は17万1,380円で、所得に占める保険料の割合は9.7%とのことでした。

区の答弁(国保年金課長)

答弁の全文を読む

国保の令和4年度1人当たりの給付費は30万6,272円、保険料額は令和4年で17万1,380円、また、所得に占める保険料の割合は9.7%になっております。

国保の1人当たり給付費・保険料額・所得比(令和4年度)

1人当たり給付費答弁

306,272

1人当たり保険料額答弁

171,380

所得に占める保険料の割合答弁

9.7

都内統一保険料の影響と中長期試算について

国の保険料水準統一加速化プランと東京都の対応

国は、保険料における都道府県内のばらつきを平準化するために、保険料水準統一加速化プランを作成しております。

それを受けて、平成6年度から東京都の国保運営方針で都内の統一保険料が示されたと伺っております。

都内統一保険料の影響と中長期試算の有無を問う

都内の統一保険料の影響というのは、どの程度になると試算されていますか。

また、保険料に関して、中長期の試算などは行われているか教えてください。

<答弁のポイント>

納付金ベースの統一は令和12年度までに段階的に進み、本区では都の緩和措置により保険料増額は0.17%に抑制されると試算しているとのことでした。

特別区独自の激変緩和措置を令和8年度まで延長するとの説明でした。

中長期の試算については、区の国保財政健全化計画(令和5年度まで)の最終年度の状況を見ながら今後検討するとのことでした。

区の答弁(国保年金課長)

答弁の全文を読む

国による保険料水準統一加速化プランによりまして、都は将来的に、都内の保険料水準の平準化を目指していく予定ですが、区市町村は医療費水準や保険料収入率に差異があるため、まずは納付金ベースの統一を目指していくとしています。

具体的には、納付金算定において医療費水準を反映せず、区の所得水準と被保険者数のみを用いることになります。

令和6年度から医療費指数、反映係数を段階的に引き下げ、令和12年度までに納付金ベースの統一を目指すものです。

この納付金ベースの統一は本区にとって保険料の増額要因となりますが、都の緩和措置によりまして、0.17%の増額に抑制されると試算しております。

国民健康保険制度ですが、都が財政運営の責任主体であり、区と共同で安定的な財政運営を行っています。

その上で、特別区では特別区独自の激変緩和措置を行っており、令和8年度まで延長することとしております。

また、区の国保財政健全化計画は令和5年度までとされておりまして、最終年度の状況を見据えつつ、今後も検討していきたいと考えております。

区としても、赤字解消に向けて取り組んでいるところでございます。

国保納付金ベース統一化に関する数値

納付金ベース統一目標年度答弁

令和12年度

本区の保険料増額試算答弁

0.17

特別区独自緩和措置延長答弁

令和8年度まで

法定外繰入の削減方針と中長期の保険料試算の要望について

法定外繰入を大幅に減らす都の方針

東京都の国保運営方針におきまして、一般会計の法定外繰入について、令和11年度末までに、現在の57市町村から18市町村までに減少させるという方針が示されております。

保険料上昇への懸念と中長期試算の要望

練馬区においても5年以内に法定外繰入をゼロにする必要があるかもしれません。

そうなると保険料が跳ね上がりますので、ぜひ、中長期の保険料の試算をお願いしたく要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

地区区民館のトレーニング機器の設置状況を問う

127ページにトレーニング機器経費が計上されています。

これは、どちらの地区区民館で、どの程度の規模で設置されているものなのでしょうか。

また、地区区民館でのトレーニング施設はほかに何か所かあるのでしょうか。教えてください。

<答弁のポイント>

トレーニング室は旭町南地区区民館に設置されており、ウエートトレーニングマシンなど32台の機器があるとのことでした。

区内の他の地区区民館では、現在トレーニング室を設置しているところはないとのことでした。

区の答弁(地域振興課長)

答弁の全文を読む

こちらのトレーニング室は旭町南地区区民館でございます。特別施設のうちの一つの機能となってございます。

旭町南地区区民館のトレーニング室では、ウエートトレーニングマシンなどのトレーニング機器が32台ございます。

現在、区内でほかに地区区民館でトレーニング室を設置されているところはございません。

旭町南地区区民館のトレーニング機器数

トレーニング機器台数答弁

32

中村橋区民センターへのトレーニング設備移管について

中村橋区民センター大規模修繕後のトレーニング設備の設置予定を問う

大規模修繕が予定されている中村橋区民センターでは、サンライフ練馬のトレーニング設備が移管されると伺っていますけれども、設置の予定などはどうなっていますか。

<答弁のポイント>

サンライフ練馬のトレーニング室は大規模改修後の中村橋区民センターに移る予定で、現在の20台ほどの機器を全て配置するとのことでした。

長年使用している機器も多いため、新調も含めて検討していく予定とのことでした。

区の答弁(地域振興課長)

答弁の全文を読む

現在、サンライフ練馬に入ってございますトレーニング室は、大規模改修後の中村橋区民センターに入る予定でございます。

サンライフ練馬では、現在、20台ほどのトレーニングマシンがございますが、大規模改修後の中村橋区民センターでは、現状の機器を全て配置する予定でございます。

なお、トレーニング室の移転に当たりましては、現在の機器を引き続き移設する予定でございますが、長年使っている機器も多いため、場合によりましては機器の新調も含めて検討してまいる予定でございます。

サンライフ練馬のトレーニングマシン数

トレーニングマシン数答弁

20台ほど

トレーニング機器の設置は健康増進・フレイル予防に資する

先ほどの国保の質問とも関連するのですが、医療給付費、介護給付費の適正化と、フレイル予防など高齢者施策とヘルスケア事業、スポーツ振興は一体で考える必要があると考えています。

区民に推奨するべきヘルスケアの基本的な施策としては、食事改善や筋力トレーニングというのが基本になります。

ヘルスケアの柱は、以前は運動と言われていますが、高齢者には運動負荷が強いということもありまして、マシンを使った筋力トレーニングであれば若年層から高齢者まで行えるという意味で、区の関連施設にこういったトレーニング機器があるのは、非常に区民の健康増進、フレイル予防に資すると考えます。

ぜひ、今後も地域施設の改修の際にはトレーニング施設を開設していただけますよう要望して終わります。

質疑のポイントとまとめ

  • 国保の令和4年度1人当たり給付費・保険料額・所得比を尋ねたのに対し、区は給付費30万6,272円、保険料額17万1,380円、所得に占める割合9.7%との答弁でした。
  • 都内統一保険料化の影響と中長期試算の有無を尋ねたのに対し、区は納付金ベース統一で0.17%の増額に抑制される見込みと答え、中長期試算は財政健全化計画の最終年度の状況を見て今後検討するとの説明でした。
  • 法定外繰入削減の方針を踏まえ中長期の保険料試算を要望したうえで、地区区民館のトレーニング機器の設置状況を尋ねたのに対し、区は旭町南地区区民館に32台設置されており他の区民館には無いとの回答でした。
  • 中村橋区民センターの大規模修繕後のトレーニング設備の設置予定を尋ねたのに対し、区はサンライフ練馬の機器約20台を全て配置する予定で、機器の新調も検討するとのことでした。

⇒ 今後も地域施設の改修の際にはトレーニング施設を開設することと、国保保険料の中長期の試算を行うことを求めます。

出典・議事録を見る

予算特別委員会 令和6年2月26日 区民費・地域文化費等

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 国保につきましては、被保険者数が年齢構成の変化により減少しており、見かけの総額給付費は減少していますが、1人当たり給付費は増大しており、歯止めがかかっていない状況です。 直近の国保…
国保年金課長 答弁 国保の令和4年度1人当たりの給付費は30万6,272円、保険料額は令和4年で17万1,380円、また、所得に占める保険料の割合は9.7%になっております。…
ももかわ一郎 委員 質問 国は、保険料における都道府県内のばらつきを平準化するために、保険料水準統一加速化プランを作成しております。それを受けて、平成6年度から東京都の国保運営方針で都内の統一保険料が示され…
国保年金課長 答弁 国による保険料水準統一加速化プランによりまして、都は将来的に、都内の保険料水準の平準化を目指していく予定ですが、区市町村は医療費水準や保険料収入率に差異があるため、まずは納付金ベー…
ももかわ一郎 委員 質問 東京都の国保運営方針におきまして、一般会計の法定外繰入について、令和11年度末までに、現在の57市町村から18市町村までに減少させるという方針が示されております。 練馬区においても…
地域振興課長 答弁 こちらのトレーニング室は旭町南地区区民館でございます。特別施設のうちの一つの機能となってございます。 旭町南地区区民館のトレーニング室では、ウエートトレーニングマシンなどのトレーニ…
ももかわ一郎 委員 質問 大規模修繕が予定されている中村橋区民センターでは、サンライフ練馬のトレーニング設備が移管されると伺っていますけれども、設置の予定などはどうなっていますか。…
地域振興課長 答弁 現在、サンライフ練馬に入ってございますトレーニング室は、大規模改修後の中村橋区民センターに入る予定でございます。 サンライフ練馬では、現在、20台ほどのトレーニングマシンがございま…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

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