議会報告 / 防災・安全
Jアラートとミサイル情報伝達について
総合・災害対策等特別委員会 令和8年3月10日
令和8年3月10日の総合・災害対策等特別委員会で、Jアラートが発出される要件やミサイル発射情報が区に伝わる仕組み、国民保護訓練の実施状況について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
Jアラートが鳴る要件について
まず、近年、Jアラートが鳴っている案件はないというお話でした。
Jアラートはどのような要件で鳴るのか
私もJアラートが鳴ったという記憶はないけれども、逆に、どういう要件で鳴るのか教えていただけますか。
<答弁のポイント>
Jアラートは国民保護以外も含め様々な災害等で発出され、地震では原則震度5弱以上の予想、水害では特別警報の発表、ミサイルは着弾または上空通過のおそれがある場合に発出されるとの説明でした。
区の答弁(危機管理課長)
答弁の全文を読む
Jアラートにつきましては、国民保護以外も含めて、様々な災害等で情報が発出されるものでございます。
対象といたしましては、地震であれば、原則としまして震度5弱以上の予想が出た場合、また、水害では特別警報の発表、今お話にありましたミサイルは基本的には都道府県単位となりますが、ミサイルの着弾、もしくは上空を通過するおそれがある場合にJアラートが発出されるものと認識してございます。
ミサイル探知から区への情報伝達ルートについて
要するに、東京の上空を通過した場合と理解しました。
Jアラートが鳴るという話ではないですけれども、実績として出していただいているのは北朝鮮のミサイル発射の状況だと思います。
資料にあるのは練馬区に来てからの周知になると思います。
ミサイル発射から区に情報が届くまでの時間とルート
こうしたミサイルが発射されたことを防衛省が把握してからどのぐらいの時間で練馬区に情報が行っているのか。
あと、どういうルートで練馬区に情報がやってきて、どういう手段で我々が知るようになるのかという辺りを教えてください。
<答弁のポイント>
国のレーダーや人工衛星で発射を探知し、Jアラートシステムに即時伝達される仕組みで、これまでの事例では発射から数分程度でJアラートが発出されているとのことでした。
ルートは国の消防庁等から都の防災行政無線システムやFAX等を経て区に伝達され、無線放送等で周知されるとの説明でした。
区の答弁(危機管理課長)
答弁の全文を読む
まず、情報のミサイル等の各地の仕組みでございます。
国のホームページと防衛省等の広報によりますと、国のレーダーや人工衛星より発射を探知します。
その情報について、Jアラートシステムに即時情報を伝達するといった仕組みとなっております。
これまでの事例ですと、発射から数分程度でJアラートが発出される状況です。
国として何分という明確な数字は出しておりませんが、実績ベースは数分程度といった状況でございます。
国としては、できるだけ早く発出できるシステム強化等の取組を行っていると聞いてございます。
また、ルートにつきましては、探知した情報を国の消防庁等から都の防災行政無線システムやFAX等に基づき区に伝達されるとともに、無線放送等で放送がされるものでございます。
ミサイル情報伝達の流れ
国際情勢の緊迫化と国民保護訓練の実施状況について
緊迫する国際情勢への懸念
事後ではなく、少なくとも探知した段階で、なるべく速やかに情報が連携されるということでした。
先ほど浜田委員からもお話があったけれども、今、国際情勢がかなり緊迫しています。
今までの実績は北朝鮮からですけれども、懸念されるのが台湾有事であります。日本は米軍と一蓮托生という感じになっています。
その米軍はどうかというと、パレスチナとイスラエル、それからウクライナと2正面作戦になっています。
要するに、米軍の戦力がかなり削られている、弾がない、生産能力も全然追いついていない状況もあって、対中国目線で言うと今しかやるときはないぐらいのタイミングで、かなり危機が迫っているのではないかと認識しています。
防衛省、国、政府なども、防衛体制の整備を急いでいる雰囲気が伺えます。
令和5年以降、都などでミサイル発射訓練の動きはあったか
私が入ってすぐの令和5年にミサイル発射訓練がありました。
その後、東京都なども含めてミサイル発射訓練をやるような動きはありましたか。
<答弁のポイント>
国民保護訓練は国主導で全国の自治体が協力して実施しており、区も参加した合同訓練は令和5年度に全国で30件程度、令和6年度は40件程度実施されたとのことでした。
区として現在、国民保護の避難に特化した訓練の予定はないが、Jアラートの全国一斉伝達試験を年4回実施するなど取り組んでいくとの答弁でした。
区の答弁(危機管理課長)
答弁の全文を読む
まず、国民保護の訓練は、基本的には国主導の下、全国的に都道府県等が協力の上、基礎的自治体等を含めて順次実施されてございます。
区も参加した令和5年度の合同訓練は全国では30件程度、令和6年度は40件程度実施されたと聞いてございます。
区といたしまして、現在、国民保護の避難に特化した訓練の予定はございません。
引き続き、緊急地震速報を含めて、Jアラートの全国一斉伝達試験等を年4回実施するなど、非常時に迅速な対応につながるように取り組むとともに、また先ほど申し上げましたとおり、避難時に取るべき行動について、しっかりと周知啓発してまいりたいと考えてございます。
国民保護合同訓練の実施件数(全国)
令和5年度答弁
30件
令和6年度答弁
40件
過去の実績を踏まえた整備の継続について
練馬区は実績として3年前にやっていることもあって、そのときにいろいろな課題や問題点も出てきたと思います。
過去の訓練実績を踏まえた今後の整備について
恐らく、今後どこかのタイミングであると思います。
ぜひ過去の実績なども踏まえて、引き続き整備を進めていただければと思います。
質疑のポイントとまとめ
- Jアラートが鳴る要件を尋ねたのに対し、区は地震で震度5弱以上の予想、水害で特別警報、ミサイルで着弾・上空通過のおそれがある場合に発出されるとの答弁でした。
- ミサイル発射探知から区への伝達時間とルートを尋ねたのに対し、区はこれまでの事例で発射から数分程度でJアラートが発出され、国の消防庁等から都を経て区に伝達される仕組みとのことでした。
- 国際情勢の緊迫を踏まえ令和5年以降の訓練実施状況を尋ねたのに対し、区は令和5年度全国30件程度、令和6年度40件程度の合同訓練が実施されたが、区として避難に特化した訓練の予定は現在ないとの回答でした。
- 過去の実績を踏まえた整備の継続を求めましたが、対応する答弁は議事録上確認できませんでした。
⇒ 過去の訓練実績を踏まえて、国民保護に関する整備を引き続き進めること
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | まず、近年、Jアラートが鳴っている案件はないというお話でした。 私もJアラートが鳴ったという記憶はないけれども、逆に、どういう要件で鳴るのか教えていただけますか。… |
| 危機管理課長 | 答弁 | Jアラートにつきましては、国民保護以外も含めて、様々な災害等で情報が発出されるものでございます。 対象といたしましては、地震であれば、原則としまして震度5弱以上の予想が出た場合、ま… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 要するに、東京の上空を通過した場合と理解しました。 Jアラートが鳴るという話ではないですけれども、実績として出していただいているのは北朝鮮のミサイル発射の状況だと思います。資料にあ… |
| 危機管理課長 | 答弁 | まず、情報のミサイル等の各地の仕組みでございます。 国のホームページと防衛省等の広報によりますと、国のレーダーや人工衛星より発射を探知します。その情報について、Jアラートシステムに… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 事後ではなく、少なくとも探知した段階で、なるべく速やかに情報が連携されるということでした。 先ほど浜田委員からもお話があったけれども、今、国際情勢がかなり緊迫しています。今までの実… |
| 危機管理課長 | 答弁 | まず、国民保護の訓練は、基本的には国主導の下、全国的に都道府県等が協力の上、基礎的自治体等を含めて順次実施されてございます。 区も参加した令和5年度の合同訓練は全国では30件程度、… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 練馬区は実績として3年前にやっていることもあって、そのときにいろいろな課題や問題点も出てきたと思います。 恐らく、今後どこかのタイミングであると思います。ぜひ過去の実績なども踏まえ… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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