議会報告 / 防災・安全
地区防災計画の策定について
予算特別委員会 令和7年2月20日 議会費・総務費
令和7年2月20日の予算特別委員会で、議員が地区防災計画の取組状況や防災マップの作成状況について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
練馬区における地区防災計画の取組状況について
災害対策基本法改正と国の地区防災計画ガイドライン
東日本大震災の教訓を受けて、2013年に災害対策基本法が改正されました。
現在、国では地域における防災として地区防災計画ガイドラインを策定し、地域における地区防災計画の策定を勧奨しております。
内閣府が公表しているホームページの地区防災計画ライブラリーを見ますと、東京都では、世田谷区、足立区が、区内の地域ごとに同一フォーマットで地区防災計画を作成しております。
足立区への取材内容
この件で足立区に状況を取材したところ、国のガイドラインが示された以降、区が地域にデータ提供を行って、地域の方々と3回ほどのワークショップを経て作成したということでした。
練馬区の地区防災計画に対する見解や取組状況について
練馬区における地区防災計画に対する見解や取組状況などをお聞かせください。
<答弁のポイント>
区は全区立小中学校98校を避難拠点とし、地域住民と区職員等が連携して避難方法の確認や拠点運営マニュアル作成、訓練を行っていると答えました。
また水災害リスクの高い地域では地域別防災マップを作成し、こうした自助共助の取組を地区防災計画に相応する活動と認識しているとの答弁でした。
区の答弁(区民防災課長)
答弁の全文を読む
地域ごとの防災活動です。
区では、全区立小中学校98校を避難拠点と位置づけまして、拠点ごとに地域住民による運営連絡会と、区職員、学校職員などが連携して、発災時の避難方法の確認や拠点運営マニュアルの作成、また訓練の実施等を行ってございます。
また、水災害リスクの高い地域におきましては、地域住民と共同で地域の災害リスクや防災情報をまとめた地域別防災マップを作成して、マップを活用した訓練を実施して地域の防災力を強化しているところです。
また、自主的にマップを作成する町会・自治会等に対して作成支援をしております。
このような各地域における自助共助の取組は、地区防災計画に相応する活動として認識しており、引き続き、区と地域が一体となって地域特性に応じた防災対策を進めていきます。
防災マップの作成状況と今後の設定地区数について
防災マップの評価と作成の難しさ
避難拠点ごとの防災対策は私も認識しておりましたけれども、現在、区で策定している防災マップは非常に分かりやすくて、できがいいものだと評価しております。
これも区が指導しながら作成するものでありまして、地域だけで、こうした資料やマップを作成するのは難しいと思っております。
現時点の作成状況
防災マップの作成状況と今後の予定、防災地区の設定数について
現時点では水害の危険性があるエリアを優先して防災マップを作成しているということで、今日現在は10か所、今年度中に3か所で、13か所を作成するということでありました。
防災マップの作成状況とか今後の予定について教えていただきたいということと、あと、水害危険エリア以外の地区も合わせて防災地区は何か所ぐらい設定されると認識しているのでしょうか。
<答弁のポイント>
水災害リスクの高い地域でワークショップ等を通じて地域別防災マップを作成しており、作成地域ではマップを活用した訓練等を行っているとの答弁でした。
それ以外の地域についても、避難拠点等を中心に町会・防災会等を通じた自主的な作成を進めているとのことでした。
区の答弁(区民防災課長)
答弁の全文を読む
まず、地域別防災マップは、水災害のリスクの高い地域でワークショップ等を通じてマップを作成してございます。
作成地域においては、マップを活用して訓練等の防災力の向上に努めてございます。
また、それ以外の地域についても、先ほどの避難拠点等を中心に、町会、防災会等を通じて防災マップの自主的な作成をするなど、防災の取組を進めてございます。
防災マップの作成状況
現在の作成箇所質問
10か所
水害危険エリア
今年度中の追加質問
3か所
合計予定質問
13か所
地区防災計画としての明文化と区民への共有が不十分
地区防災計画に必要な要素がまだ整っていない
今後のところはまだ地区の確定していないというお話でありましたけれども、地区防災計画としては、例えば、世帯数とか焼失倒壊危険エリアとか、防災備品の備蓄の保管場所、あと、災害発生時の地域の担当者といったものがきっちり作成されて区民に共有されているところまではまだいってないと見受けられます。
明文化と周知の必要性
避難訓練ごとの地区防災計画をしっかり明文化して、地域住民に周知するという観点が必要かと思います。
防災マップの他エリアへの展開と地区防災計画への取組について
今つくっている防災マップを他のエリアでも策定していただくとともに、地区防災計画に取り組むべきと考えますけれども、区の所見をお伺いします。
<答弁のポイント>
地域の防災の取組として各地域でマップ等を作成しており、ホームページや地域の防災訓練等を通じて地域との情報共有を図りながら、地域の防災力の向上に努めていくとの答弁でした。
区の答弁(区民防災課長)
答弁の全文を読む
地域の防災の取組で、それぞれマップ等を作成してございます。
ホームページや地域の防災訓練等を通じて地域との情報共有を図りながら、地域の防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。
区が進める攻めの防災も、ハード面だけではなく、こうしたソフト面も併せて整備をお願いしたいと要望して、質問を終わります。
質疑のポイントとまとめ
- 地区防災計画に対する練馬区の見解と取組状況を尋ねたのに対し、区は避難拠点98校での運営連絡会や地域別防災マップの作成など、自助共助の取組を地区防災計画に相応する活動と認識しているとの答弁でした。
- 防災マップの作成状況と今後の予定、対象地区数を尋ねたのに対し、区は水害リスクの高い地域でワークショップを通じてマップを作成し、それ以外の地域でも自主的な作成を進めているとのことでした。
- 地区防災計画としての明文化と区民への共有を求めたのに対し、区はホームページや防災訓練を通じて情報共有を図りながら防災力の向上に努めるとの回答でした。
⇒ 防災マップを他のエリアでも策定し、地区防災計画として明文化して地域住民に周知することを求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 東日本大震災の教訓を受けて、2013年に災害対策基本法が改正されました。現在、国では地域における防災として地区防災計画ガイドラインを策定し、地域における地区防災計画の策定を勧奨して… |
| 区民防災課長 | 答弁 | 地域ごとの防災活動です。 区では、全区立小中学校98校を避難拠点と位置づけまして、拠点ごとに地域住民による運営連絡会と、区職員、学校職員などが連携して、発災時の避難方法の確認や拠点… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 避難拠点ごとの防災対策は私も認識しておりましたけれども、現在、区で策定している防災マップは非常に分かりやすくて、できがいいものだと評価しております。 これも区が指導しながら作成する… |
| 区民防災課長 | 答弁 | まず、地域別防災マップは、水災害のリスクの高い地域でワークショップ等を通じてマップを作成してございます。作成地域においては、マップを活用して訓練等の防災力の向上に努めてございます。… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 今後のところはまだ地区の確定していないというお話でありましたけれども、地区防災計画としては、例えば、世帯数とか焼失倒壊危険エリアとか、防災備品の備蓄の保管場所、あと、災害発生時の地… |
| 区民防災課長 | 答弁 | 地域の防災の取組で、それぞれマップ等を作成してございます。 ホームページや地域の防災訓練等を通じて地域との情報共有を図りながら、地域の防災力の向上に努めてまいりたいと考えております… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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