議会報告 / 防災・安全
犯罪情報の警察連携と路面下空洞調査について
予算特別委員会 令和7年10月6日 補正予算質疑・採決・委員長報告
令和7年10月6日の予算特別委員会で、区議は小竹町一丁目における侵入窃盗の多発と警察との情報連携、また路面下空洞調査における東京都との役割分担・財源について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
小竹町一丁目だけで19件発生という異常値
町丁目別犯罪件数を確認して判明した異常値
防犯カメラの設置補助などもありまして、防犯意識は高まっております。
その中で、練馬区の犯罪件数を把握すべく、警視庁が公表している全国市町村の町丁目別の犯罪件数で、練馬区の数字を確認してびっくりしました。
実は、令和6年の侵入窃盗空き巣等の発生件数について、練馬区合計で88件のうち、小竹町一丁目だけで19件発生という異常値であることが分かりました。
現在、本件については練馬警察署に確認中であります。
警察との犯罪情報の連携について
こうした地域での空き巣等被害など犯罪に関する情報について、警察との連携に関して、区としてはどのような対応をされているのか。
お聞かせください。
<答弁のポイント>
犯罪行為や不審者情報が発生した際は警察からの情報提供に基づき区の関係所管で共有し、ねりま情報メール等で注意喚起しているとのことでした。
重大犯罪が発生した地域では安全・安心パトロールカーの巡回を増やすなど区内3警察と連携し警戒態勢を強化しているとの説明でした。
区の答弁(危機管理課長)
答弁の全文を読む
区におきましては、区内で区民生活に影響を及ぼす犯罪行為や不審者情報等が発生した際には、警察からの情報提供に基づきまして、区の関係所管で情報共有するとともに、ねりま情報メール等で区民の皆様に注意喚起を行っております。
昨年度、区内でも発生した押込み強盗など、重大な犯罪が発生した地域におきましては、警察によるパトロールに合わせて、区の安全・安心パトロールカーの巡回を増やすなど、区内3警察と連携し、警戒態勢を強化しております。
また、地域の防犯団体等にも御協力いただき、防犯講話や注意喚起のチラシの配布なども行ってございます。
警察からの情報提供につきましては、捜査状況や事例に応じて対応されていると伺っております。
いずれにいたしましても、引き続き警察機関と必要な情報等をしっかりと共有して、地域の安全・安心の確保に取り組んでまいります。
練馬区全体と小竹町一丁目の侵入窃盗件数(令和6年・質問より)
練馬区合計
88件
小竹町一丁目
19件
刑法犯件数が58%増という状況
早期の情報共有を求める
本件は、引き続き練馬警察署から報告を待っている状況でありますが、看過できないと思っているので、区からも、分かり次第、情報を共有いただきたいと思います。
本件のように、連続的あるいは組織的な犯行が想定されるような地域については、いち早く警察から区に情報、連携をいただきたいと思います。
練馬警察署管内の刑法犯件数の推移
同じく、警視庁のホームページで、練馬警察署の刑法犯の5年間総件数を見ました。
2021年のコロナ禍で905件で一旦底を打ってから、現在まで件数がどんどん増えております。
2024年が1,432件と、520件も増えて、58%増ということで、実際に犯罪件数が増えている状況が分かりました。
こうした自体を、地元あるいは区で把握することで未然に防ぐことができると思います。
連携を密にやっていただきたいと要望して、次の質問に行きます。
路面下空洞調査における都区の役割分担について
こちらの調査は、水道管等の老朽化による道路下の空洞を念頭に置いて、実施されていると想像されます。
東京都と区の役割分担がどのようになっているのかお聞かせください。
<答弁のポイント>
区道は道路管理者として練馬区が管理し、下水道や上水道など地下の都市ライフラインは占用企業者がそれぞれ管理しており、下水道・上水道は東京都が管理しているとの説明でした。
今回の調査は区道管理者として実施し、空洞が見つかれば原因を追及し占用物件によるものであれば各企業者に対応を依頼するとのことでした。
区の答弁(道路公園課長)
答弁の全文を読む
まず、区道につきましては、道路管理者として練馬区が管理しております。
また、その地下に収容しております下水道、上水道、ガスなどの都市ライフラインはおのおの占用企業者が管理しております。
例えば、下水道や上水道は東京都が管理しているものになります。
今回は、区道の管理者として実施するもので、空洞が見つかりましたらその原因を追及しまして、占用物件によるものであれば各企業者に対応を依頼してまいります。
練馬警察署管内の刑法犯件数の推移(質問より)
2021年質問
905件
底を打った年
2024年質問
1,432件
増加数質問
520件
58%増
路面下空洞調査の財源について
都区の役割分担についての認識
練馬区は、区道に関しての空洞がありやなしやを調査していて、東京都は水道等といった観点でやられていることで、ある程度すみ分けができていると思って、お聞きいたしました。
今年度の空洞調査の財源について
今般の事業費について、今年度は区の財源でやるのでしょうか。それとも、都から何か補助がつくのでしょうか。
その辺、財源のことについて教えてください。
<答弁のポイント>
路面下空洞調査は基本的に国費である社会資本整備総合交付金を活用して実施しているとのことでした。
今回の調査は今年度と来年度の2か年を予定しており、補正予算では区費で実施するが、来年度は国費を確保しながら対応していく予定とのことでした。
区の答弁(道路公園課長)
答弁の全文を読む
路面下空洞調査は、基本的には国費であります社会資本整備総合交付金を活用して、実施しております。
今回の調査につきましては、今年度と来年度の2か年を予定しております。
今回計上しました補正予算では区費で実施する予定ですが、来年度は、国費を確保しながら対応していく予定でございます。
引き続き、占用企業者とも連携しながら、都市インフラの安全確保に努めてまいります。
路面下空洞調査の実施予定
水道インフラの国内技術での維持を求める
八潮の道路陥没事件以来、全国で下水道管の老朽化が問題になっております。
東京都水道局に関しては大丈夫ということでありますが、全国的に水道事業の人材不足や技術革新、技術継承がうまくいっていない状況です。
御承知のように、宮城県のように海外企業に業務委託しているケースなども相次いでおります。
インフラ国家の根幹で、国内で全て賄える構築が重要だと思っております。
区としても東京都と連携して、しっかりやっていただきたいと要望して質問を終わります。
質疑のポイントとまとめ
- 区議は小竹町一丁目で侵入窃盗が19件発生した異常値を指摘し警察との情報連携について尋ねたのに対し、区は警察からの情報提供に基づき関係所管で共有し注意喚起を行っているとの答弁でした。
- 区議は練馬警察署管内の刑法犯が2021年の905件から2024年に1,432件と58%増えている状況を示し路面下空洞調査における都区の役割分担を尋ねたのに対し、区は区道を区が、下水道・上水道等は東京都や占用企業者が管理しているとのことでした。
- 区議は空洞調査の財源を尋ねたのに対し、区は基本的に国費の社会資本整備総合交付金を活用し、今年度の補正予算は区費、来年度は国費を確保して対応するとの回答でした。
⇒ 地域での空き巣等被害など犯罪に関する情報について、警察との連携を密にし、分かり次第区からも情報を共有すること、路面下空洞調査について都市インフラの安全確保に東京都と連携して取り組むことを求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 防犯カメラの設置補助などもありまして、防犯意識は高まっております。 その中で、練馬区の犯罪件数を把握すべく、警視庁が公表している全国市町村の町丁目別の犯罪件数で、練馬区の数字を確認… |
| 危機管理課長 | 答弁 | 区におきましては、区内で区民生活に影響を及ぼす犯罪行為や不審者情報等が発生した際には、警察からの情報提供に基づきまして、区の関係所管で情報共有するとともに、ねりま情報メール等で区民… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 本件は、引き続き練馬警察署から報告を待っている状況でありますが、看過できないと思っているので、区からも、分かり次第、情報を共有いただきたいと思います。 本件のように、連続的あるいは… |
| 道路公園課長 | 答弁 | まず、区道につきましては、道路管理者として練馬区が管理しております。また、その地下に収容しております下水道、上水道、ガスなどの都市ライフラインはおのおの占用企業者が管理しております… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 練馬区は、区道に関しての空洞がありやなしやを調査していて、東京都は水道等といった観点でやられていることで、ある程度すみ分けができていると思って、お聞きいたしました。 今般の事業費に… |
| 道路公園課長 | 答弁 | 路面下空洞調査は、基本的には国費であります社会資本整備総合交付金を活用して、実施しております。 今回の調査につきましては、今年度と来年度の2か年を予定しております。今回計上しました… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
会議録の原文は練馬区議会 会議録検索システムでご覧いただけます(上記の会議名と開催日でお探しください)。