議会報告 / 産業・経済

産業・経済 PayPayキャッシュバックキャンペーンについて 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2026年3月10日

PayPayキャッシュバックキャンペーンについて

区民生活委員会 令和8年3月10日

令和8年3月10日の区民生活委員会で、委員がキャッシュレス決済ポイント還元事業(PayPayキャッシュバックキャンペーン)の利用実績やデータ活用、実施時期について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

利用総額30億円の内訳について

以前にもキャッシュバックキャンペーンについて御質問して、直近の状況で変わっている可能性もあるので御質問です。

数字的なデータをどのぐらい把握できるかということで、前に質問したときはPayPay側からあまり情報提供をいただけていないという話でした。

利用総額30億円は何を示す数字か

先ほど30億円と言っていたのは、利用の総額が30億だったということですか。

<答弁のポイント>

30億円は区内でPayPayを導入している店舗の期間中の売上総額であり、区内の1次消費額を示す数字であるとの説明でした。

区の答弁(商工観光課長)

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先ほど申し上げた30億円という数字は区内の1次消費額でございます

区内のPayPayを導入している店舗の期間中の売上が30億円だったといったところでございます

PayPayキャッシュバックキャンペーンの利用総額

区内1次消費額答弁

30

期間中の売上総額

利用者数約38万人について

利用者数は延べ数かユニーク数か

利用者数とか、延べ数なのかユニークか分からないですけれども、その辺は分かるのでしょうか。

<答弁のポイント>

期間中に利用された人数は約38万人であるとの説明でした。延べ数かユニーク数かについての区分は答弁されませんでした。

区の答弁(商工観光課長)

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利用者数でございますけれども、期間中に使われた人数は約38万人でございます

キャンペーン期間中の利用者数

利用者数答弁

38

期間中の利用人数

PayPay側からの詳細データ提供が受けられないのは問題

店舗・業態・エリア別データが得られない現状

前にも聞いた気がします。

せっかくデータとして取っているので、PayPay側からいろいろな情報をいただけるのが一番いいと思います。

特に、どういう店舗で、どういう業態で、どのぐらい使われていたり、気になるのは、どの辺のエリアのお店で使われているのかというのがあると思っています。

前に質問したときに、その辺はもらえないという話がありました。

国のお金を使うPayPay側のメリットと議会の意見

PayPayのキャッシュバックキャンペーンは、我々以外にも自治体でやられていると思っていて、PayPay側は国のお金でやっているということで、かなりメリットがあると思っています。

PayPay側への働きかけの状況について

議会でも、私以外の方もそういう意見は結構多いと思います。

PayPay側への働きかけをして、生データは難しくても、ある程度分析なり、数字をまとめたものをいただきたいという動きで取り組んでいたり、向こう側の感触などはありませんか。

<答弁のポイント>

契約上、消費喚起と物価高対策が第一の目的であり、得られる情報は必要に応じて提供するよう毎回計画でお願いしているとの説明でした。

事業者と自治体との契約上の決まりもあるため、引き続き交渉し施策に反映できるものは活用したいとのことでした。

区の答弁(商工観光課長)

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キャッシュレス決済ポイント還元事業に係るペイメント事業者との契約内容でございます。

あくまでも、第一の目的は、区民や事業者に対する消費喚起、それから、物価高での影響の緩和でございます。

それについて得られる情報は必要に応じて提供してくださいと、毎回の計画でお願いしてございます。

事業者と自治体との契約における決まりもございます

そこにつきましては、引き続き事業者と交渉して、施策に反映できるものは活用してまいりたいと考えてございます

実施時期による消費動向の傾向について

PayPay側の営業提案の有無と今回の実施時期

今の話を聞くと、営業として、こういうのは出しますと提案してくることはなさそうだと理解しました。

今までも何度かキャッシュバックキャンペーンをやっているかと思います。

今回は早めに早めにということで他会派からいろいろなお声があって、結果的に4月から始まりますという話です。

4月・6月の陽気とユーザー行動の関係

実際のユーザーの行動からすると、お店に出向いてお金を払うということもあると、4月、6月だと陽気がいい時期というのもあって、結構使われやすいと思っています。

過去の実施時期による数字の傾向について

過去のデータで、1年間でこの時期は割と外に出歩く時期だったので数字がよかったとか、寒い時期だったので数字が伸びなかったというものはあまり傾向としてないですか。

<答弁のポイント>

これまでの実施時期は昨年は7月と12月、過去は6月や12月であり、4月・5月に実施したことはなく月ごとの動きの数字は持ち合わせていないとの説明でした。

昨年7月は異常な暑さだったのに対し、今回は陽気がよく出歩きやすい時期のため消費が見込まれるとのことでした。

区の答弁(商工観光課長)

答弁の全文を読む

これまで実施してきた時期が、昨年であれば7月と12月。

それから過去に遡れば6月とか12月で、4月、5月の時期にやったことはありません

そういった意味で、年間でどの月の動きがいいとかという数字は持ち合わせていないところでございます

ただ、昨年の7月においては異常な暑さがあったところで、そこに比べると、今、委員からお話があったとおり、陽気がよく出歩きやすい時期でございますので、そういった観点からは消費が見込まれるところかと考えてございます。

キャンペーンの過去の実施時期

過去の実施月答弁

712(昨年)、612月(過去)

4月・5月の実施実績なし

区民の消費行動が分からないのは問題

常態化するキャッシュバックキャンペーンと使い勝手の良さ

常態化しているというか、一番やりやすくて、急にやることになると、どうしてもキャッシュバックキャンペーンが無難だということ。

あとは、区民の方からも使い勝手がいいということでやられている話だと思います。

デジタル地域通貨による消費行動把握について

かねてよりいろいろと御要望しているのですけれども、せっかくデータが取れるはずなのに区民の動きが分からないのは問題があると思っています。

区独自のペイメントサービスでしっかりデータが取れるようなデジタル地域通貨であれば、こういった消費行動もある程度把握できると思います。

その辺の検討を引き続きお願いしたいと御要望して終わります。

質疑のポイントとまとめ

  • PayPayキャンペーンの利用総額30億円が何を示すか尋ねたのに対し、区は区内1次消費額、つまり導入店舗の期間中の売上総額であるとのことでした。
  • 利用者数が延べ数かユニーク数か尋ねたのに対し、区は期間中の利用人数は約38万人であるとの説明でした。
  • 店舗・業態・エリア別の詳細データをPayPay側から得られないかと尋ねたのに対し、区は契約上の制約があるとしつつ、引き続き交渉し施策に反映できるものは活用したいとの答弁でした。
  • 過去の実施時期による消費傾向を尋ねたのに対し、区は4月・5月の実施実績はなく月ごとの数字は持ち合わせていないが、陽気のよい時期のため消費が見込まれるとの説明でした。
  • 区独自のデジタル地域通貨により区民の消費行動を把握できるよう検討を求めましたが、具体的な回答は示されませんでした。

⇒ PayPay側との交渉を通じたデータ提供の拡充と、区独自のデジタル地域通貨導入による区民の消費行動把握の検討を求めます。

出典・議事録を見る

区民生活委員会 令和8年3月10日

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 以前にもキャッシュバックキャンペーンについて御質問して、直近の状況で変わっている可能性もあるので御質問です。 数字的なデータをどのぐらい把握できるかということで、前に質問したときは…
商工観光課長 答弁 先ほど申し上げた30億円という数字は区内の1次消費額でございます。区内のPayPayを導入している店舗の期間中の売上が30億円だったといったところでございます。…
ももかわ一郎 委員 質問 利用者数とか、延べ数なのかユニークか分からないですけれども、その辺は分かるのでしょうか。…
商工観光課長 答弁 利用者数でございますけれども、期間中に使われた人数は約38万人でございます。…
ももかわ一郎 委員 質問 前にも聞いた気がします。せっかくデータとして取っているので、PayPay側からいろいろな情報をいただけるのが一番いいと思います。 特に、どういう店舗で、どういう業態で、どのぐらい使…
商工観光課長 答弁 キャッシュレス決済ポイント還元事業に係るペイメント事業者との契約内容でございます。 あくまでも、第一の目的は、区民や事業者に対する消費喚起、それから、物価高での影響の緩和でございま…
ももかわ一郎 委員 質問 今の話を聞くと、営業として、こういうのは出しますと提案してくることはなさそうだと理解しました。 今までも何度かキャッシュバックキャンペーンをやっているかと思います。 今回は早めに早…
商工観光課長 答弁 これまで実施してきた時期が、昨年であれば7月と12月。それから過去に遡れば6月とか12月で、4月、5月の時期にやったことはありません。 そういった意味で、年間でどの月の動きがいいと…
ももかわ一郎 委員 質問 常態化しているというか、一番やりやすくて、急にやることになると、どうしてもキャッシュバックキャンペーンが無難だということ。あとは、区民の方からも使い勝手がいいということでやられてい…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

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