議会報告 / 産業・経済

産業・経済 生産緑地の削除と新規就農支援について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2025年10月7日

生産緑地の削除と新規就農支援について

区民生活委員会 令和7年10月7日

令和7年10月7日の区民生活委員会で、区議が生産緑地の削除状況や農家の意向把握、新規就農者とのマッチングについて質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

生産緑地の削除件数について

今回は残念ながら削除になったというところで、生産緑地が減ったのだと思います。

削除された生産緑地は何人で何件あったか

(2)の削除ですけれども、止められたというのは、何人で何件ぐらいあったのでしょうか

<答弁のポイント>

今回の生産緑地の削除面積は約4万980平米で、件数は25件とのことでした。

大半は主たる従事者の死亡による買取申出が理由との説明でした。

区の答弁(都市農業課長)

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生産緑地の今回の削除面積約4万980平米になりますが、件数で申し上げますと25件で、大半が主たる従事者の死亡による買取申出による削除となっております。

生産緑地削除の状況

削除面積答弁

980平米

削除件数答弁

25

農家の相続・処分意向の事前把握について

残念ながら相続ということもあって買取ということです。

突然お亡くなりになる方もいらっしゃるとは思うのですけれども、こうした相続を契機にしたというところが多いと思います。

農家の生産緑地の処分・相続意向を事前に把握しているか

現状、全量把握は難しいと思うのですが、農家の生産緑地に関する処分の意向とか相続の意向は、事前にある程度区で把握されているのでしょうか

<答弁のポイント>

令和4年の特定生産緑地への移行時には区内農地の約95%が移行しており、昨年度から農家への全戸ヒアリングを開始しているとのことでした。

可能な限り都市農地を残したいという意向があり、区は様々な支援を行っているとの説明でした。

区の答弁(都市農業課長)

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区内の農家の意向で申し上げますと、令和4年に特定生産緑地の移行がございました。

このときには、区内の農地の約95%が移行となっておりましたので、こういった点からも、我々も昨年度から農家の全戸ヒアリングを始めていますけれども、可能な限り、都市農地を残していきたいという意向もいただいております。

我々は、そういった方々に対して様々な支援を行っているという状況でございます。

特定生産緑地への移行状況

移行率答弁

95

生産緑地155ヘクタールの農家件数について

生産緑地155ヘクタールは何件の農家に相当するか

(1)の生産緑地としてある155ヘクタールは、何件の農家になるのでしょうか

<答弁のポイント>

都市計画上は一つの生産緑地地区を1地区と数えており、地区数で申し上げると581地区とのことでした。

区の答弁(都市農業課長)

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都市計画上、一つの生産緑地地区を1地区と数えておりますので、地区で申し上げますと581地区となります

生産緑地の地区数

生産緑地面積質問

155ヘクタール

地区数答弁

581地区

新規就農者と生産緑地のマッチングについて

生産緑地の継続と若い就農希望者

できれば、生産緑地をずっとなるべく続けていただきたいという意向は、私もあります。

先ほど、農家さんの意向とか状況を質問させていただいたのですけれども、一方で、最近は農業をやりたいという若い方も結構いらっしゃると思います。

東京都でも、農の学校のようなものを実施しているということです。

相続による処分のもったいなさ

新規就農希望者と生産緑地処分をつなぐ取組はあるか

生産緑地が相続なりで売られてしまうというのはもったいないことでありますので、事前に、練馬で農業をやりたいという方と生産緑地の処分をうまくつなげてマッチングできればいいと思います

そういった取組をされているものがあったら教えください。

<答弁のポイント>

東京都が実施する東京農業アカデミー(八王子)は毎年5人程度を募集し2年間のカリキュラムで新規就農者を育成しているとのことでした。

区も昨年度からの全戸訪問で農地貸借の意向を把握し、今年度はアカデミー卒業生1名が区内で就農し、ベジかるファームで収穫体験を実施したとの説明でした。

区の答弁(都市農業課長)

答弁の全文を読む

新規の農業者のマッチングに関する御質問だったかと思います。

今、委員からお話がありました東京都が実施しております東京農業アカデミーは八王子にございますけれども、毎年5人ぐらいの生徒を募集して2年間のカリキュラムで新たな都市農業、都内で就労を目指す方を対象とした研修施設で、座学から実績的な実習研修を行っております。

我々も昨年度から全戸訪問をやっていますけれども、その中の一つで、生産緑地の貸借制度がございます。

そういった中で、高齢になってきて自分で全て営農するのは難しいので区内の方が自分の農地を一部貸したいという意向がございました。

こういったところから、我々も東京農業アカデミーの卒業生に、アカデミーを通じて声をかけさせていただいて、今年度はお一人に就農していただいて、先日ベジかるファームで収穫体験を実施していただいた状況でございます

新規就農者マッチングの流れ

東京農業アカデミーで2年間研修
区が全戸訪問で農地貸借意向を把握
アカデミー卒業生に声かけ
区内で就農・収穫体験を実施

練馬区の強みとしての都市農業を引き続き進めてほしい

アカデミー卒業生の信頼性

東京都のアカデミーと連携して、かなりしっかりカリキュラムを組んでやられているので、ある意味、身元がしっかりしたというか、やる気のある人なので、区内の農家なり、貸借に当たってもお勧めしやすい感じだと思います。

近郊での都市農業を練馬区の強みとして引き続き進めてほしい

引き続き力を入れて、近郊の23区で都市農業ということで、ブランドというか、区内で農業ができるところは練馬区の強みになると思います

ぜひそういった取組は引き続き進めていっていただきたいと思います。

以上です。

質疑のポイントとまとめ

  • 生産緑地の削除件数を尋ねたのに対し、区は削除面積約4万980平米・25件で、大半が主たる従事者の死亡による買取申出との答弁でした。
  • 農家の相続・処分意向を事前に把握しているか尋ねたのに対し、区は令和4年の特定生産緑地移行時に約95%が移行し、昨年度から全戸ヒアリングを行っているとの説明でした。
  • 生産緑地155ヘクタールが何件の農家に当たるか尋ねたのに対し、区は地区数で581地区との回答でした。
  • 新規就農希望者と生産緑地処分のマッチングの取組を尋ねたのに対し、区は東京農業アカデミーの卒業生と連携し、今年度1名が区内で就農したとのことでした。
  • 練馬区の都市農業の強みを踏まえ取組の継続を求めましたが、これに対応する具体的な答弁は示されませんでした。

⇒ 新規就農希望者と生産緑地の処分をつなぐマッチングの取組を、練馬区の強みとして引き続き進めていくことを求めます。

出典・議事録を見る

区民生活委員会 令和7年10月7日

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 今回は残念ながら削除になったというところで、生産緑地が減ったのだと思います。 (2)の削除ですけれども、止められたというのは、何人で何件ぐらいあったのでしょうか。…
都市農業課長 答弁 生産緑地の今回の削除面積約4万980平米になりますが、件数で申し上げますと25件で、大半が主たる従事者の死亡による買取申出による削除となっております。…
ももかわ一郎 委員 質問 残念ながら相続ということもあって買取ということです。 突然お亡くなりになる方もいらっしゃるとは思うのですけれども、こうした相続を契機にしたというところが多いと思います。 現状、全量…
都市農業課長 答弁 区内の農家の意向で申し上げますと、令和4年に特定生産緑地の移行がございました。 このときには、区内の農地の約95%が移行となっておりましたので、こういった点からも、我々も昨年度から…
ももかわ一郎 委員 質問 (1)の生産緑地としてある155ヘクタールは、何件の農家になるのでしょうか。…
都市農業課長 答弁 都市計画上、一つの生産緑地地区を1地区と数えておりますので、地区で申し上げますと581地区となります。…
ももかわ一郎 委員 質問 できれば、生産緑地をずっとなるべく続けていただきたいという意向は、私もあります。 先ほど、農家さんの意向とか状況を質問させていただいたのですけれども、一方で、最近は農業をやりたいと…
都市農業課長 答弁 新規の農業者のマッチングに関する御質問だったかと思います。 今、委員からお話がありました東京都が実施しております東京農業アカデミーは八王子にございますけれども、毎年5人ぐらいの生徒…
ももかわ一郎 委員 質問 東京都のアカデミーと連携して、かなりしっかりカリキュラムを組んでやられているので、ある意味、身元がしっかりしたというか、やる気のある人なので、区内の農家なり、貸借に当たってもお勧め…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

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