議会報告 / まちづくり・交通

まちづくり・交通 美術館・図書館再整備の実施設計について 練馬区議会議員 ももかわ一郎 2026年2月12日

美術館・図書館再整備の実施設計について

区民生活委員会 令和8年2月12日

令和8年2月12日の区民生活委員会で、美術館・図書館再整備の実施設計に関する報告について質問しています。

※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。

本体工事期間25か月から39か月の記載について

細かい点で何点かお聞きしたいです。

2ページ目の工期の話です。アスタリスクで、例えば本体工事期間が25か月から39か月とあります。

工期の記載の読み方について

これの読み方が分からなかったのですが、幅の話をしているのでしょうか。

25か月からマックス39か月かかるというイメージなのでしょうか。

<答弁のポイント>

基本設計では10か月としていたが、実施設計では12か月で工程を組んだという趣旨で、期間の幅を示したものではないとの説明でした。

区の答弁(美術館再整備担当課長)

答弁の全文を読む

申し訳ありません。記載が足りなかったでしょうか。

基本設計は10か月でお出ししておりましたが、今回の実施設計では12か月で工程を組んだという意味でございます。

VE/CDで採用された項目の合計額5億3,000万円について

本体工事が39か月ということなので、3年と少しということで、当初よりも大分かかるのではないかという指摘があったと捉えました。

VE/CDによる削減額の性格について

あと、先ほど小松委員からもあったのですけれども、(3)VE/CDで採用された項目の合計額が5億3,000万というところです。

これは部材見直しなどをして削減した実績と考えてよろしいでしょうか。

<答弁のポイント>

先に例示した項目等を積み上げた結果として5億3,300万円になったとの説明でした。

区の答弁(美術館再整備担当課長)

答弁の全文を読む

先ほど例示として挙げました項目等を積み上げて5億3,300万ということでございます。

VE/CDで採用された項目の合計額

VE/CD採用項目合計額答弁

3,300

妥当性の検証について

見直し額を検証して妥当と判断したかについて

3ページ目に妥当性の検証ということで、これを反映した実施設計書に係る見積書とか、部材の数量については妥当ということなので、5億3,000万を見直ししたものを検証して妥当だということでしょうか。

<答弁のポイント>

VE/CDを反映させた実施設計図書や工事に係る見積書の項目、コンクリートや鉄筋といった資材の数量について妥当だと考えたとの説明でした。

区の答弁(美術館再整備担当課長)

答弁の全文を読む

こういったVE/CDも反映させた実施設計の図書とか、VE/CDを反映させた工事に係る見積書の項目とか、あとは資材の数量です。

細かくなりますけれども、例えばコンクリートとか鉄筋といった数量について妥当だと考えるとしたものでございます。

予算150億円、160億円がこの金額で収まらないことを懸念している

区長答弁による予算報道への懸念

それで、3ページで、心配しているのは、150億円、160億円というのが、区長の予算の報道で質問が出て、区長が答えているので、正直だと思いました。

予定価格がこの後どうなるかは検証するというお話だったので変わってくるのかもしれないのですけれども、業者もあれを見ているので、このぐらいの予算感というのがあれで分かってしまった。

要するに、この金額でまた収まらないことを懸念しております。

他自治体事例や市場動向を踏まえた判断か

現時点で工事をやった場合の仮定ということで150億円、160億円ぐらいでいけるのではないかとCM業者が判断して、検証結果を出されていますというところで、3ページ目にありますけれども、自治体の事例、他自治体の事例とか、市場動向に即してという表現をしています。

これは念のためですけれども、市場動向といっても、美術館、図書館は通常の学校建築とは違うので、他自治体の美術館とか図書館などの多少意匠が凝っているような事例を基に見て、そういうのも踏まえて、かつ単純な機械的な積算の積み上げではなくて、今の市況なども全部加味した上で妥当と判断してくれているのか。

CM業者による金額の妥当性判断について

区の原課で、実施設計の部材をシステムに入れ込んで積算して、それをベースに入札予定価格を出していくという感じだと思うので、その中で見直しをして、それを検証してもらって妥当だと判断いたしました。

要するに、我々としては、このCMには、内容とか金額の妥当性である程度の担保を求めています。

このぐらいであればもう安牌ですよと力強く言ってほしいというのがあるので、そういう意味で、その辺も加味してCMは妥当と判断していると考えてよろしいのでしょうか。

<答弁のポイント>

美術館は博物館に分類され、他自治体の博物館なども見ながら判断しているとの説明でした。

概算工事費は設計事務所が出す資材数量に公共施設の資材単価・労務単価をかけたもので、一般企業のように上乗せできるものではなく、150億円から160億円は昨年のヒアリングで施工業者等に伺ったところを鑑みても妥当であると理解しているとのことでした。

区の答弁(美術館再整備担当課長)

答弁の全文を読む

まず、他自治体の動向でございます。

美術館というのは博物館に入るのですけれども、博物館なども見ながらということでございます。

ただ一方で、先ほども申し上げましたけれども、区が概算工事費を出すためには、最初に設計事務所に資材数量を出してもらって、そこに公共施設の設計で決まっている資材単価とか労務単価をかけたものが概算工事費になります。

一般企業のように、幾らでも上乗せできるというものではございません。公共施設というのは、そういう考え方になってございます。

ただ一方で、今回の150億円から160億円というのは、昨年のヒアリングの中で施工業者等に伺ったところも鑑みると妥当であると言われているものでございます。

私どもはそのように理解しております。

概算工事費の妥当性

概算工事費答弁

150億円から160億円

施工業者等へのヒアリングを踏まえ妥当と理解

各階の平米数について

今までも途中の数字を公表せざるを得ないところはあるのですけれども、この辺の数字が吊り上がっていって、見通しは分からないですけれども多分収まらないのではないという感触がしています。

難しいところですけれども、その辺の観点で数字の出し方もぜひ工夫していただければと思いました。

フロアごとの平米数の資料公表について

細かいところで恐縮ですけれども、今回、各階平面図などが出てきてイメージが分かりやすくなりました。

各階の平米数は出ていないのでしょうか。

美術館ゾーンが何平米というのは出ているのですけれども、フロアごとの平米数は資料として出されてないのか、出す予定がないのか教えてください。

<答弁のポイント>

実施設計が終わったため、フロアごとの面積は出してもらっているが、当日の手持ち資料がなく、後ほど提供するとの説明でした。

区の答弁(美術館再整備担当課長)

答弁の全文を読む

当然ながら今回実施設計が終わりましたので、フロアごとの面積は出してもらっております。

今日は手持ちがございませんので後ほどということでお願いできればと思います。

各階平米数を資料に入れてほしい

平面図を見ると予想よりもコンパクトな感じがあって、見た感じと実際の平米数と見比べると、このぐらいの平米数ということは、このぐらいの施設の、このぐらいの大きさというイメージが湧くので、ぜひ入れていただきたいと思います。

各階平米数の資料化について

各階平米数が分かると、大体このぐらいの広さだろうというイメージが湧くと思うので、ぜひ入れていただきたいです。

質疑のポイントとまとめ

  • 本体工事期間が25か月から39か月と記載された理由を尋ねたのに対し、区は基本設計の10か月から実施設計で12か月の工程に組み直したことによるものとの説明でした。
  • VE/CDで採用された項目の合計額5億3,000万円が削減実績かを尋ねたのに対し、区は例示した項目等を積み上げた金額であるとのことでした。
  • 見直した金額を検証して妥当と判断したのかを尋ねたのに対し、区は実施設計図書や見積書の項目、資材数量について妥当と考えたとの回答でした。
  • 150億円、160億円という概算工事費がCM業者により市場動向なども加味して妥当と判断されているのかを尋ねたのに対し、区は他自治体の博物館事例や昨年の施工業者へのヒアリングを踏まえ妥当と理解しているとの答弁でした。
  • 各階のフロアごとの平米数が資料として出ているかを尋ねたのに対し、区は実施設計終了により面積は出してもらっているが当日の手持ちがなく後ほど提供するとのことでした。
  • 各階平米数を資料に入れてほしいと求めましたが、対応する答弁は議事録から確認できませんでした。

⇒ 概算工事費の見通しについて数字の出し方を工夫すること、各階のフロアごとの平米数を資料に入れること

出典・議事録を見る

区民生活委員会 令和8年2月12日

発言者 区分 原文抜粋
ももかわ一郎 委員 質問 細かい点で何点かお聞きしたいです。 2ページ目の工期の話です。アスタリスクで、例えば本体工事期間が25か月から39か月とあります。 これの読み方が分からなかったのですが、幅の話をし…
美術館再整備担当課長 答弁 申し訳ありません。記載が足りなかったでしょうか。 基本設計は10か月でお出ししておりましたが、今回の実施設計では12か月で工程を組んだという意味でございます。…
ももかわ一郎 委員 質問 本体工事が39か月ということなので、3年と少しということで、当初よりも大分かかるのではないかという指摘があったと捉えました。 あと、先ほど小松委員からもあったのですけれども、(3)…
美術館再整備担当課長 答弁 先ほど例示として挙げました項目等を積み上げて5億3,300万ということでございます。…
ももかわ一郎 委員 質問 3ページ目に妥当性の検証ということで、これを反映した実施設計書に係る見積書とか、部材の数量については妥当ということなので、5億3,000万を見直ししたものを検証して妥当だということ…
美術館再整備担当課長 答弁 こういったVE/CDも反映させた実施設計の図書とか、VE/CDを反映させた工事に係る見積書の項目とか、あとは資材の数量です。細かくなりますけれども、例えばコンクリートとか鉄筋といっ…
ももかわ一郎 委員 質問 区の原課で、実施設計の部材をシステムに入れ込んで積算して、それをベースに入札予定価格を出していくという感じだと思うので、その中で見直しをして、それを検証してもらって妥当だと判断いた…
美術館再整備担当課長 答弁 まず、他自治体の動向でございます。 美術館というのは博物館に入るのですけれども、博物館なども見ながらということでございます。 ただ一方で、先ほども申し上げましたけれども、区が概算工…
ももかわ一郎 委員 質問 今までも途中の数字を公表せざるを得ないところはあるのですけれども、この辺の数字が吊り上がっていって、見通しは分からないですけれども多分収まらないのではないという感触がしています。難…
美術館再整備担当課長 答弁 当然ながら今回実施設計が終わりましたので、フロアごとの面積は出してもらっております。今日は手持ちがございませんので後ほどということでお願いできればと思います。…
ももかわ一郎 委員 質問 各階平米数が分かると、大体このぐらいの広さだろうというイメージが湧くと思うので、ぜひ入れていただきたいです。 平面図を見ると予想よりもコンパクトな感じがあって、見た感じと実際の平米…

質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。

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