議会報告 / 生活・文化
町会・自治会活性化支援事業について
区民生活委員会 令和7年8月26日
令和7年8月26日の区民生活委員会で、町会・自治会の支援に活用するコンサルタント事業者の選定や、事業の目標設定、デジタル活用への期待について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
採用コンサルの実績について
採用されているコンサルとその実績について
問題意識としては、今、皆さんから質問があったこととほとんど同じ感じです。
具体的に教えていただきたいところがあります。
今回、採用されているコンサルはどこで、実績などがあると思われるのですけれども、その辺も併せて教えていただければと思います。
<答弁のポイント>
コンサルタント事業者は昨年度の公募型プロポーザル方式で選定した株式会社ノットで、町会・自治会に限らず地域活性化を主な業務目的とする会社とのことでした。
応募要項に町会・自治会を含む団体の支援実績を条件としており、新宿区や台東区での支援実績があるとの説明でした。
区の答弁(協働推進課長)
答弁の全文を読む
今回のコンサルタント事業者でございますが、昨年度に公募型プロポーザル方式で選定しております。
株式会社ノットという名称で、町会・自治会に限らず、地域の活性化を主な業務目的としている会社でございます。
今回、公募型プロポーザルを実施するに当たって、町会・自治会を含めた団体の支援実績があることと応募要項に定めてございます。
この会社についても、23区内で言うと新宿区ですとか台東区で町会・自治会の支援実績があります。
成果目標の設定について
2か年事業のスケジュールと町会の課題
ほかの委員からもお話があったのですけれども、少なくない予算を使う。
初回ということもあってモデル的に実施する事業であると思うのですけれども、2か年のスケジュールが載っていまして、1年目で、ある程度の方針を決めて、2年目で実施支援を具体的にやって、最終的には成果報告という話でした。
先ほど理事者から、結果について定量的にというお話はあったのですが、とはいえ、先ほど、しばた委員や渡辺委員からもお話があったのですけれども、現状の町会の課題というのは、ある程度明確になっていまして、端的に、成り手がいない、人が少ない、若い方がいないというところに集約されると思っています。
定量的な目標設定の必要性
ですので、当然、過去に実績があるコンサルを使うということなので、当然、ある程度のノウハウは持っていて、かつ、コンサルというからには、加入率とか、町会の頭数が増えたとか、参加してくれた方が増えたというのは定量的にすぐ分かる話ですので、そこは、ある程度の目標値を持って取り組んだ方がいいのではないかと思っています。
特に2年目の動きというのが、結構重要になってくるかと思っています。
コンサル事業の目標値の設定について
それで、ここで実際の業務支援に入って、希望としては結果を出していくというのが理想だと思うのですけれども、その辺の考えを改めてお聞かせいただければと思います。
<答弁のポイント>
どういった目標を掲げるかは今後検討していくとのことで、費用をかける以上は実績が上がらないことは避けたいとの考えが示されました。
町会加入者やイベント参加者が増えるといった目標は設定したいものの、規模による差があるため、具体的な人数や割合による数値目標ではなく、会員が増えたという形で考えていきたいとの答弁でした。
区の答弁(協働推進課長)
答弁の全文を読む
コンサルタントの成果でございます。
先ほどの御答弁でも少し申し上げましたが、どういった目標を掲げるかというのは、今後、検討してまいりたいと思います。
もちろん、費用をかけてコンサルタントをやる以上は、全く実績が上がらないというのは我々としても避けたいと考えています。
町会に加入する方が増えたとか、あとは、町会のイベントに企画から参加してくれる方が増えたといった目標は設定していきたいと思います。
ただ、例えば何人増えたとか、何%増えたというのは、町会・自治会の規模によっても違うところがございます。
なので、数値目標というよりは、町会の会員の方が増えたといった形で考えてまいりたいと思っています。
町会運営のデジタル化への期待について
若手が見る町会役員の負担と非効率な連絡手段
町会に関わっておられる委員の方は多いと思います。
私も地元で、それほど多くないのですけれども、何となく見ていて、大体、課題は分かっているつもりであります。
若い方が今の町会の役員の方々の仕事ぶりを、こんなにできないと見ている方も多いかと思います。
その中の一つには、これは別に仕事ではないので仕方がないという面もありますが、連絡事項のやり方とか、自治会の自治ではあるのですけれども。
例えば連絡を取る手段としても、いまだに回覧を使っている。
結構、年配の方が多いので致し方ない点はあるものの、今の感覚からすると、かなり非効率なやり方をされている自治会も結構見受けられます。
インフラ整備とノウハウ構築の必要性
その辺を、現有のメンバーがスマホとかパソコンとかにそんなに明るくないという現状はあるものの、若い方に入ってもらうためには、ある程度、インフラ的なところとか、そういうノウハウを構築していかなければいけないと思っています。
まさにその辺りを、コンサルの方にいろいろな知見などを共有してもらいながら進めていきたいと思っています。
コンサルへの業務効率化・デジタル活用の期待について
練馬区の事務局側として、ITというほどのものか分からないですけれども、業務効率化をして、なるべく若い方に入ってもらえる体制を取るという視点で、コンサル側に何か期待するものがあれば教えていただきたいです。
<答弁のポイント>
役員へのヒアリングでは、比較的若い世代から役員間の連絡手段が電話しかないとの声があったとのことでした。
今後、若い世代を取り込むためにLINEなどの活用が必要と考えており、費用がかかる場合は区のデジタル活用補助金も紹介しながら進めたいとの説明でした。
区の答弁(協働推進課長)
答弁の全文を読む
先ほども申し上げましたが、これまで役員の皆様とも自治会が抱える課題をヒアリングしてきたところでございます。
役員の中でも、比較的若い世代の方から出た話ですけれども、現状、役員の間での双方向の連絡手段が電話しかないというお話を伺っています。
今、委員からもお話があったように、今後、若い世代の方を取り込んでいくためには、例えばLINEなどを活用する必要はあると思います。
なので、今後そういうお話が出てきた場合には、費用がかかるものであれば、区のデジタル活用補助金も御紹介していきながら進めていきたいと考えています。
結果にこだわって進めてほしい
事業の成果を目に見える形にすることについて
新しい試みではあるのですけれども、期待されているというか、町会の方々は、何なのかという感じだとは思うのですけれども、実際に成果が出て、いい感じになってきたというのが目に見えて分からならないと、逆に今後の事業を続けていくことにならないと思います。
ぜひそこは、ある程度、結果にこだわって進めていただければと思って期待しております。
質疑のポイントとまとめ
- 採用されているコンサルの実績を尋ねたのに対し、区は株式会社ノットが新宿区や台東区で町会・自治会支援の実績があるとの答弁でした。
- コンサル事業の目標値を数値で設定すべきではないかと質したのに対し、区は町会の規模差を踏まえ、具体的な数値目標ではなく会員増加という形で考えたいとのことでした。
- 業務効率化やデジタル活用についてコンサルに期待することを尋ねたのに対し、区は役員間の連絡手段が電話に限られる現状を踏まえ、LINE活用やデジタル活用補助金の紹介を進めたいとの説明でした。
- 事業の成果を目に見える形にしてほしいと要望しましたが、対応する答弁は議事録上確認できませんでした。
⇒ 町会・自治会支援コンサル事業について、具体的な成果目標を持って取り組み、結果にこだわって進めることを求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 問題意識としては、今、皆さんから質問があったこととほとんど同じ感じです。 具体的に教えていただきたいところがあります。今回、採用されているコンサルはどこで、実績などがあると思われる… |
| 協働推進課長 | 答弁 | 今回のコンサルタント事業者でございますが、昨年度に公募型プロポーザル方式で選定しております。株式会社ノットという名称で、町会・自治会に限らず、地域の活性化を主な業務目的としている会… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | ほかの委員からもお話があったのですけれども、少なくない予算を使う。初回ということもあってモデル的に実施する事業であると思うのですけれども、2か年のスケジュールが載っていまして、1年… |
| 協働推進課長 | 答弁 | コンサルタントの成果でございます。 先ほどの御答弁でも少し申し上げましたが、どういった目標を掲げるかというのは、今後、検討してまいりたいと思います。 もちろん、費用をかけてコンサル… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 町会に関わっておられる委員の方は多いと思います。私も地元で、それほど多くないのですけれども、何となく見ていて、大体、課題は分かっているつもりであります。 若い方が今の町会の役員の方… |
| 協働推進課長 | 答弁 | 先ほども申し上げましたが、これまで役員の皆様とも自治会が抱える課題をヒアリングしてきたところでございます。 役員の中でも、比較的若い世代の方から出た話ですけれども、現状、役員の間で… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 新しい試みではあるのですけれども、期待されているというか、町会の方々は、何なのかという感じだとは思うのですけれども、実際に成果が出て、いい感じになってきたというのが目に見えて分から… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
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