議会報告 / 生活・文化
申請書一括作成システムの更新について
区民生活委員会 令和7年7月24日
令和7年7月24日の区民生活委員会で、区民事務所の申請書一括作成システムの終了と申請書自動作成装置への切替について質問しています。
※この記事は、議会での質疑をもとにした活動報告です。
一括作成システムと自動作成装置の違いについて
両システムの違いについて
繰り返しになってしまうかもしれないのですけれども、今回終了する一括作成システムと、新しく導入する申請書自動作成装置の違いがよく分からないので、御説明いただいてよろしいでしょうか。
<答弁のポイント>
一括作成システムは窓口でヒアリングしながら関連申請書を最大34種類まで一括出力するもので、丁寧な聞き取りが特徴とのことでした。
自動作成装置はマイナンバーカードや運転免許証を使いその場で申請書を出力するもので、10種類程度に絞って運用するとの説明でした。
区の答弁(区民事務所担当課長)
答弁の全文を読む
申請書一括作成システムから先に御説明します。
こちらは区民事務所の窓口にお越しいただいた方に、今日はどういった手続でいらっしゃいましたかというのをヒアリングしながら、転入の手続であれば、こういった手続が必要ですということをお一つお一つ確認させていただいて、最終的に関連する申請書を一括で出力するというものでございます。
システム上、34種類の申請書を出すことができるものでございます。
じっくりと丁寧にヒアリングをして出すというものがシステム上の趣旨かと思っております。
申請書自動作成装置につきましては、マイナンバーカードで運転免許証を置いていただくと住民票の写しなどの申請書をすぐその場で出力することができるものでございます。
どちらかというと手続の狙いが定まっている人に対して必要な申請書をすぐ出すことができるというものかと思っております。
概ね10種類程度の申請書に絞って運用していきたいと考えております。その辺りの違いがあると思っております。
一括作成システムと自動作成装置の比較
申請書一括作成システム(終了)
窓口でヒアリングしながら対応
最大34種類の申請書に対応
丁寧なヒアリングが趣旨
申請書自動作成装置(新規)
マイナンバーカード・運転免許証で自動出力
約10種類程度に絞って運用
手続の狙いが定まっている人向け
窓口負担への影響について
前者は窓口で対応して御本人に書いていただくイメージで、対象とする帳票も、自動作成装置の方が少なくて、絞っているということでした。
切替による窓口負担増の想定について
これに代わることで、来ていただいている区民の方とか窓口での負担が増えるという想定はあるのでしょうか、それとも、そうでもないのでしょうか。
<答弁のポイント>
一括作成システムは高齢者や身体に不自由を抱える方が何度も書かずに済む効果があったとのことでした。
自動作成装置導入後もそうした方には丁寧に対応してカバーしていきたいとの答弁でした。
区の答弁(区民事務所担当課長)
答弁の全文を読む
申請書一括作成システムは何度も書くのが面倒だというところに対応することで導入したシステムです。
御高齢の方ですとか身体に不自由を抱える方が何度も書かないで済むところは効果があったものと思っています。
申請書自動作成装置は、運転免許証ですとかマイナンバーカードを使っていただくことで自動で出すことができますので、そういった方にも丁寧に対応することでカバーしていきたいと考えております。
窓口混雑への影響について
窓口混雑が劇的に増えないかについて
そうすると、そのせいで今よりも窓口負担が劇的に増えてしまうことはないという感じでしょうか。
<答弁のポイント>
今回の運用変更によって、窓口の混雑時間が増えることにはならないようにしていきたいとの答弁でした。
区の答弁(区民事務所担当課長)
答弁の全文を読む
今回の運用の変更によって、窓口で混雑時間が増えることにはならないようにしていきたいと考えております。
標準化対応機器ではなく自動作成装置を選んだ経緯について
標準化を延期した練馬区と他自治体の状況
それから、先ほどの御説明だと自動作成装置は標準化には対応していないというお話だったかと思います。
練馬区は標準化を延期したわけでありますけれども、実際に先行で進められている自治体向けに、標準化に合わせて窓口に置く端末も各社でいろいろと開発して、実際に販売されていたりすると思います。
標準化対応機器を選ばなかった理由について
標準化に対応した機器を別途導入するというお考えはなかったのか。
自動作成装置は独自開発なのかよく分からないですけれども、あえて選んだ理由というか、その辺の経緯が分かれば教えてください。
<答弁のポイント>
申請書自動作成装置は住民情報システムと連携しておらず、標準化とは切り離したものとのことでした。
標準化前の現行システムでは標準化対応システムを先んじて入れることができないため、自動作成装置を導入したとの説明でした。
区の答弁(区民事務所担当課長)
答弁の全文を読む
申請書自動作成装置自体は住民情報システムと連携しておりませんので、標準化とは切り離したものでございます。
令和9年1月の自治体システム標準化後は、標準化に対応したシステムをどのように入れるかということを見据えた議論はできるかと思うのですけれども、現行は標準化前のシステムで運用しておりますので、今の時点で標準化に対応したシステムを先んじて入れることはできない、というところで申請書自動作成装置を入れたという経緯がございます。
端末切替のスケジュールについて
標準化システムの改修状況
練馬区の場合は令和9年1月スタートということで、恐らく、今は標準化システムの改修を進めていて、来年度もそれを行われることになると思います。
標準化に伴う端末切替時期について
窓口に置く端末が自動作成装置ではない別のものに新しく変わるのかと想像しています。
それらは令和9年1月の標準化と同時に切り替わるのか、それとも前倒しでやるのか、その後になるのか、もし、その辺のスケジュール感が決まっていれば教えてください。
<答弁のポイント>
住民情報システムの安定稼働を優先し、利便性を高めるシステムは安定稼働の状況を見ながら運用するとのことでした。
少なくとも令和9年1月以降の導入とし、具体的な時期は今の時点で決めていないとの答弁でした。
区の答弁(区民事務所担当課長)
答弁の全文を読む
令和9年1月の標準化後に、住民情報システムとは別途、窓口の利便性を高めるためのシステム等をいつ入れるのか、申請書自動作成装置をその辺りでどうするのかとかという話かと思っております。
まずは、システム標準化後の住民情報システムをしっかりと安定的に稼働させることが重要な点かと思っています。
ですので、その上に乗っかると言いますか、より利便性を高めるシステムについては、安定稼働の状況を見ながら運用していくのがベストかと思っています。
少なくとも9年1月以降に導入するということで考えております。
今の時点でいつというところは、決め打ちで考えていることはございませんが、標準化後ということで考えています。
テスト期間を十分に確保し窓口の混乱がないようにしてほしい
他区の先行事例と並行稼働期間の課題
幸か不幸か、練馬区は延期ということで進めているということもあります。
多分、他区の先行されている事例も鑑みて、どういった端末を選べばトラブルが少ないのかというところもよく見極めていただきたい。
聞いたところだと、令和9年1月なので、年末年始の一斉更新で並行稼働期間がないということでした。
その辺で、テスト期間とか稼働移行の期間は、ある程度、休みが重なっているゴールデンウィークとか年末年始でないとできないと認識しています。
例えば令和8年のゴールデンウィークなどで稼働テストをしっかりやって、窓口での混乱がないようにしていただきたいと要望して、終わります。
質疑のポイントとまとめ
- 一括作成システムと自動作成装置の違いを尋ねたのに対し、区は前者が最大34種類の申請書を丁寧なヒアリングで一括出力するもの、後者が10種類程度に絞ってその場で出力するものとの説明でした。
- 切替により窓口負担が増える想定を尋ねたのに対し、区は高齢者や身体に不自由な方には丁寧な対応でカバーしていくとのことでした。
- 窓口負担が劇的に増えないか尋ねたのに対し、区は混雑時間が増えないようにしたいとの回答でした。
- 標準化対応機器を選ばなかった理由を尋ねたのに対し、区は標準化前のため対応システムを先んじて導入できず自動作成装置を選んだとのことでした。
- 端末切替のスケジュールを尋ねたのに対し、区は住民情報システムの安定稼働を見ながら令和9年1月以降に導入すると答え、具体的時期は未定との説明でした。
- テスト期間を十分に確保し窓口の混乱がないようにしてほしいと要望しましたが、対応する答弁は議事録から特定できませんでした。
⇒ 令和8年のゴールデンウィークなどを活用して稼働テストをしっかり行い、窓口での混乱がないようにすることを求めます。
出典・議事録を見る
| 発言者 | 区分 | 原文抜粋 |
|---|---|---|
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 繰り返しになってしまうかもしれないのですけれども、今回終了する一括作成システムと、新しく導入する申請書自動作成装置の違いがよく分からないので、御説明いただいてよろしいでしょうか。… |
| 区民事務所担当課長 | 答弁 | 申請書一括作成システムから先に御説明します。 こちらは区民事務所の窓口にお越しいただいた方に、今日はどういった手続でいらっしゃいましたかというのをヒアリングしながら、転入の手続であ… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 前者は窓口で対応して御本人に書いていただくイメージで、対象とする帳票も、自動作成装置の方が少なくて、絞っているということでした。 これに代わることで、来ていただいている区民の方とか… |
| 区民事務所担当課長 | 答弁 | 申請書一括作成システムは何度も書くのが面倒だというところに対応することで導入したシステムです。御高齢の方ですとか身体に不自由を抱える方が何度も書かないで済むところは効果があったもの… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | そうすると、そのせいで今よりも窓口負担が劇的に増えてしまうことはないという感じでしょうか。… |
| 区民事務所担当課長 | 答弁 | 今回の運用の変更によって、窓口で混雑時間が増えることにはならないようにしていきたいと考えております。… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | それから、先ほどの御説明だと自動作成装置は標準化には対応していないというお話だったかと思います。 練馬区は標準化を延期したわけでありますけれども、実際に先行で進められている自治体向… |
| 区民事務所担当課長 | 答弁 | 申請書自動作成装置自体は住民情報システムと連携しておりませんので、標準化とは切り離したものでございます。 令和9年1月の自治体システム標準化後は、標準化に対応したシステムをどのよう… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 練馬区の場合は令和9年1月スタートということで、恐らく、今は標準化システムの改修を進めていて、来年度もそれを行われることになると思います。 窓口に置く端末が自動作成装置ではない別の… |
| 区民事務所担当課長 | 答弁 | 令和9年1月の標準化後に、住民情報システムとは別途、窓口の利便性を高めるためのシステム等をいつ入れるのか、申請書自動作成装置をその辺りでどうするのかとかという話かと思っております。… |
| ももかわ一郎 委員 | 質問 | 幸か不幸か、練馬区は延期ということで進めているということもあります。多分、他区の先行されている事例も鑑みて、どういった端末を選べばトラブルが少ないのかというところもよく見極めていた… |
質問と答弁の本文は、練馬区議会の会議録の記載をそのまま掲載しています。
会議録の原文は練馬区議会 会議録検索システムでご覧いただけます(上記の会議名と開催日でお探しください)。